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Finale よろず相談室
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windows10で、新たにインストールしなおしたところ、メロディーを再生するとぷつぷつと音がします。割と大きな音なので、とても邪魔です。出ないようにする方法を教えてください。ユーザー登録もできませんでした。この方法も併せてお願いします。
Mac使いの室長は、Windowsのシステム部分については御指南できませんが、Windows 10はPrintMusic 2010より後に出たOSなので、PrintMusicがOSのI/Oの部分に対応できていない可能性も考えられます。また、ユーザー登録については、既にPrintMusic 2010はサポート外なのかもしれません。いずれにせよ、販売元のMI7にお問い合わせされることをお勧めします。
初めて質問させて頂きます。タイトルの通り、大譜表の下段の音符から上段の音符へ、画像のようなスラーをかけたいのですが、簡単にできないでしょうか?一度普通に繋げて形を変えて、ならばできるのですが、、、いい方法があれば教えて下さい。
Windows10Finale26楽譜2段目の1番初めの小節をアウフタクトにしたいのですが、方法がわかりません。セットアップ・ウイザードで初めにアウフタクトに設定したら1段目を作ることができなかったので、この楽譜の状態にしてから、アウフタクトの小節を作ることはできますか?よろしくお願いします。
曲の途中に入れるアウフタクトの作り方については、以下のMI7のFAQを参照ください。https://www.finalemusic.jp/faq/faq.cgi?v=2012032718541815さらに、Finaleの弱起についてより知識を深めたい場合は、こちらもご一読ください。http://finale-hossy.sakura.ne.jp/finale/2013/06/post-21.html
ここで、Gould氏が提示した譜例と提案に、いくつか「ん?」と思う点がありましたので、皆さんにも意見をいただければ嬉しく思います。1つは、トリルとトレモロの違い。譜例を見ていただくとわかりますが、この2つのタイプは「パッと聞けば、もしかしたら似ているかもしれないが、全く異なるもの」(でなければ、そもそも2つの違う書き方は存在し得ない、というのが僕の主観です)であるはずですが、彼女によれば「同じものであるから、書き方を統一すべき」とのこと。ここでとある女史が、そんなわけがない!と意見していましたが、私も同意見ですし、そもそもこれは作曲家が「どのような音が欲しいか」と自分自身と対話すべき部分であり、浄書家の関わる部分ではないように思います。(2オクターヴを16で記している、とかならば別ですが…。)
打楽器の例は、人間の視野が水平方向に長いことなどを考えると、譜面をむやみに垂直方向に広げるべきではない、という理屈は十分理解できます。しかし、譜例3小節目のBongoのように、その楽器が単発で出てきた場合に、ひと目見てどの太鼓を叩くかが瞬時に判断できない可能性のある表記は問題だと思います。また、楽器の変わり目すべてに楽器名ラベルをつけなければならないという制約も、楽譜浄書的な観点から言えば非常にやっかいなものですし、2つの楽器以上の楽器を32分音符で代わる代わる弾く場合など、すべてにラベルをつけるのが現実的でないケースもあるでしょう。女史の譜例の書き方は、低いBongoの音が一番上のTomよりも低いような印象を与えるので、私なら絶対にやりません。どうしても1段に入れなければいけなかったとしても、楽器ごとに譜面上の音域を棲み分けるなどして、他の楽器と位置が交わったり、音高が瞬時に特定できなかったりすることがないように努めます。ちょっと違うケースですが、この手のスタンスを間違った方向に突き詰めるとこういう話にもなりますしね。https://twitter.com/NOMO_Tones/status/1013036156034826240
つのふえさん、お待ちしておりました。笑。私がTongzhiさんに返信した後、投稿数が増えていたので、おっ、と思ったところでした。あまり批判的なことを公の場で発言することが美しくないことは十分承知していますが、実は私も、彼女の著書には非常に懐疑的です。もちろん、このトリル、トレモロの処理だけでなく、例えば連桁のつなぎ方にもおや?という点がいくつかあります。この手の本で、私個人が非常に難しく、また恐ろしくも思うことは、まず第一に、楽譜浄書ならびに記譜は「例外の宝箱」(彦摩呂さんみたい)であるから、「Good」と「Bad」では片付けられない点があることで、おそらく私が彼女の著書で感じる違和感は、それを、この2つの視点で片付けようというきらいが垣間見えるからかもしれません。願うとすれば、できる限り多くの習慣、例外を取り上げて欲しかったですね。もちろん、そうすると、何冊あっても足りないのでしょうけど…。もう一つは、この讃えられている本も、あくまで「資料の一つ」にすぎないにも関わらず、どうも、これが唯一的になりつつあることでしょうか。
謝罪、言い訳をしなければなりません。この譜例は、著作権上、私の作品から取り上げたものです。ですから、Gould氏の譜例ではなく、彼女の提案をもとに、私が作ったものです。(もちろん、Gould氏が打楽器の記譜の提案をしたときに、真っ先に自身の作品を思い出したのですが。笑。)BongosとTomsについても、彼女のやり方に則り、書き換えたものですが、恐らく、つのふえさんのように五線外に書くか、線を増やすべきでした。「簡略化によって生じる煩雑さ」(目の回るような音部記号、五線のタイプの変化、どこになにが所属しているかわからない楽器名。[というのも、講義で見た譜例の楽器名の配置はもう見てられないものでした…。])を、テーマにしたかった、と解釈していただけると嬉しいです。誤解を招いてしまい、申し訳ありません。
譜例その2ですが。単純な話として上例(複数段)なら、打楽器奏者はまず初見で一通り演奏すると思います。下例は一度眼を通さないとBongo、Tomの区別が…、つのふえさんの仰るとおりです。打楽器奏者それぞれ好みもあるでしょうが、上例にはそれぞれの楽器へ腕が自然に動く距離感も感じられるようです。下例は段取りだけでイメージ作りがしにくいようです。譜めくりを考えて一段に詰め込むのならこの程度の楽器数がぎりぎりだとは思います。(間違いなく…見にくいぞ…ですね)この例に限っては、打楽器奏者は普通ドラムスの標準的な書式には慣れているはずなので、Bongo、Tom、BDの順にセット表記に準じて並べれば、さっと手が出て問題ないはずです。これに限らず、時代、形式によってのスタンダードはあっても正解はないことで、段取りに眼と頭と手を取られずに、奏者にいかに直接音楽を伝えるかということが第一意ですね。"どのような記譜をすべきか"と問い、問われるのではなく、"より沢山の譜面を読み""より沢山の譜面で演奏し"、できるだけ多くの書式の手触りを感じ、覚えることだと思います。
貴作品の一部とは知らず、譜例について失礼申し上げました。拙文にいらぬお時間を取らせます。打楽器のトレモロ(Wirbelでも)は、一般的なトリルとは違っても、記号上そういうものとしてトリルと同じ tr. 記号をつけてしまってもいいのではないのでしょうか。3本ヒゲと混在しなければいいのだと思います。3本ヒゲだと譜面上煩わしく、実際の32分音符との区別もあり tr. 記号でいいような気がします。個人的には tr.に続けて波線を引くのも煩わしくなるので、1音符ごと記号として tr. を付けてタイで結んで済ませています。
Tongzhi様、また貴重なご意見ありがとうございます。貴作品だなんて、やめてください。笑。ちゃんと説明をしなかった私にも責任がありますし、貴、なんて仰々しくて肌に合いません。ただ、言い訳(その2?)をするとすれば、この作品(譜例)についていえば、私は上段の記譜を採用しました。というのも、つのふえさんの仰る通り、人間の目が水平方向に長いことも考慮しましたが、このようなケースではむしろ「数段を一つのまとまり」として捉えることができるよう、かつ、流れるように記譜をすることを心がけることがベターと判断したからです。実は、この考えは、作曲方法、プランにも影響しています。つまり「極力、打楽器を使用する範囲を、あっちこっちでなく、限定する」ということです。恐らく(特に現代音楽の)作曲家からしてみれば「我々の芸術的発想の邪魔だ!」とか「自由でない!」なんて言われそうですが、私の場合、作曲を始めた理由が「これで好きなだけ美しいスラーが引ける」だったので、根本的に考え方が違うのかもしれません。
できるだけ多くの書式の手触りを感じ、覚えることだと思います。と書いてくださいましたが、全くそのとおりで、これは音楽の場面だけでなく、私のパートナー(工業系勤務)と話していても、所謂(特に手工業における)学び、考えるプロセスというものが(ここ数年で始まったわけではないにしろ)、忘れ去られているように強く感じます。打楽器のトレモロについてですが、私は基本的にトレモロ記号で書いています。ただ、バロック、古典(ロマン派もそうだったか?)では、ティンパニなどトレモロはトリルで記されていたように記憶しています。なぜ書法に変化が起きたのか、室長殿は存じているはずですが、私も調べてみようと思います。でないと気になって眠れません。笑。長くならないよう、と思っていたらすでに11コメント目ですね...、でも、これもここの醍醐味なのかも!?
dahhisa様。譜例2はもちろん上段に賛成です。たまたま下段をDrums表記と比べたまでです。"譜面をむやみに垂直方向に広げるべきではない"との件に関しては、鍵盤演奏の基礎があれば垂直方向の距離感を鍵盤との近似で無意識に左右の距離感に置換えて感じることでもあり、自然に手が出て、"むやみに"でなければ別に構わないと思います。一段に押し込めた下例と比べると、格段に空間認識が可能になると思います。
打楽器のトレモロ(Roll、Wirbelが適確ですか)ですが、18世紀の古いPauken奏法本などにそもそもRollを表わす記号がなく、32分音符として書かれていて(省略の意味でのヒゲ書きはあります)、実際の演奏がどうだったかは別として32分刻みとして認識されていたようです。今ほど早いrollをしなかったかできなかったか…音楽的でないと思われたのか…。以後Trommelや儀仗教則本から現代のDrumsまで打楽器譜としては3本ヒゲが標準のようです。合奏上、弦楽器管楽器との接近により、それらのトリルとの近似で簡略的に tr.表記するようになったのではないかと思われます。32分よりインクの量と滲みは少ないですし…。ロマン派まではティンパニなど不定量の tr.と32分の刻みは厳密に書き分けられていますね。
失礼します、これを最後にします。もちろん鍵盤打楽器のrollは3本ヒゲでなければならず、tr.は文字通りのトリルです。その意味ではティンパニの tr.は危険ですが、近代以前2度のrollは考えられませんし。さらに、弦楽器の不定量トレモロ演奏が一般的になって、それらの32分表記との統一感から、またシロフォンなど鍵盤打楽器の使用が一般的になり、トリルとの供用を嫌って再度打楽器パートにも3本ヒゲで不定量rollの表記が戻ったのではないかと推察しております。
初めまして!finale26です。win10です。発想記号の選択ダイアログボックスで、各発想記号の左上に表示される番号(マクロ番号・記号ではなく、通し番号的なもの)があります。この番号の振りなおしってできますか?あとからあとから発想記号を作って追加していってますが、通し番号はどんどん大きな数字になっていきます。それをダイアログボックス内で使いやすい順番に並び替えます。こ
TGツールの製品版には、発想記号のIDを種類別に自動的に並び替えてくれる機能がありますが、同じ種類のものはアルファベット順にソートされてしまうようです。https://www.tgtools.com/exprsort.htmFinaleでは、1つのファイルの中でこのIDをユーザーがコントロールすることはできません。ですが、ライブラリを介した際に、この順番を保持させる方法がなくもありません。まず、ファイルメニューから「新規作成>完全な新規ファイル」にて全く白紙状態のファイルを作成します。このファイルの楽譜上に、発想記号をひとつずつ並べ替えたいの順番にコピペしていきます。すると、その順番にIDが振られてゆくので(図参照)、この状態をライブラリに登録しておきます。ちょっと手間ではありますが、一度設定してしまえば、以降は順番を保持できるはずです。
ニッチな質問でも的確なご返答ありがとうございました。なんとお礼をしてよいやら。。。先生さすがですありがとうございます。IDの変更はやはり未対応でしたか。。。しかし!その手があったか!やってみます!ありがとうございます!!!