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Finale よろず相談室
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添付の楽譜のような楽譜を作りたいのですが。休符を非表示にすると連行が分断されてしまいます。どのような作成を行えばいいのでしょうか?どうぞよろしくお願いいたします。(WINDOWS11 Finale27)
このトピックの後半ですね。http://finale-hossy.sakura.ne.jp/finalebbs/finalebbs.php?res=7291そこでも触れていますが、この処理についてはFinale User's Bibleにも詳しい解説があります(左図)。
ありがとうございます今回は16分音符の6連符なのですが、どのように考えればよろしいのでしょうか?
休符を入れると連桁が切れてしまうのなら、最初から休符など入れなければ良いのです。ご質問の譜例では、音価のイメージは左図のようになりますが、この8分音符の音価を見かけ上の16分音符にしてしまえば良いのです。
とりあえず、上段は連符定義で「16分音符18個を8分音符6個に入れる」と定義してすべて16分音符を入力します。連符数字を表示しないので、「8分音符9個を8分音符6個に入れる」としても同じ結果になります。下段の4拍目は「16分音符6個を8分音符2個に入れる」または「8分音符3個を8分音符2個に入れる」と定義して入力します。この状態では連符を完全に入力し終えていませんが、問題ありません。
最初の譜例の8分音符の部分に相当する16分音符を、連符定義で「16分音符1個を8分音符1個に入れる」として音価を変えていきます。この連符定義をマクロに登録しておけば、後はマクロキーを押しながら音符をクリックしていくだけで楽ちんです。下声部については、1拍ごとに「16分音符3個を8分音符2個に入れる」と定義して16分音符を入力すればOKです。
このままだと、音符間が狭くて見苦しいので、使っていないレイヤーに休符を入れてスペースを整えます。ここではレイヤー4を使うことにするので、レイヤー4について「ファイル別オプション」にて「このレイヤーが表示されている時以外は表示しない」「スペーシングを適用」にチェックを付けておきます。
レイヤー4に音型と同じリズムで休符を入力してスペーシングを行うと、音符間が均等になります。編集対象をレイヤー1に切り替えれば、この休符は非表示になります。この状態で、不要な連符数字を非表示にし(ユーティリティメニューの「変更>連桁...」で一括処理可能)、上声部の連桁を1拍ごと切り、不要な休符を非表示にすればできあがりです。
ありがとうございます試してみます
Finale27,windows10です。Finaleで作った音源を聴きながらバンド練習することがあります。そのため、現在wav作成用にドラムに2小節のカウント部分を設けてるファイルと、譜面印刷用にカウント部分を省いたファイルの2種類で管理しています。そこで、質問ですが、wav保存も出来、ドラムに2小節のカウント部分がある譜面を、他のパートはカウント部分の2小節カットして普通に印刷することが出来たら1つのファイルで済むのですが、どなたか良い方法又は別の方法がありましたら是非教えて下さい。因みに小節を非表示にするだけの方法では不自然に感じてます。
楽譜スタイルでカウントの2小節に対して「空白の小節 全てのレイヤー」を適用し、小節線を非表示にして、その2小節の幅を「0」にするのはいかがでしょう。以下の動画のような感じになります。https://www.dropbox.com/s/l4cz72fwxrgjp3n/InvisibleCounts.mov
発想記号ツールに弦楽器のcon sordがありますが、プレイバックについては「タイプ」無しとなっていて、音に反映されないようです。どうしたらプレイバックに反映させられるのでしょうか。
室長様いつもお世話になっております。こちらの作業環境はWindows 10、 Finale26です。拍子が細かく変わる譜面で、その拍子(小節)の音価に沿った小節の幅の全休符を作成し、かつフェルマータを付ける方法はありませんでしょうか。フェルマータなしであれば、その小節の拍子に合わせた休符を入力した後、五線ツール→楽譜スタイルの定義→「空白の小節(全休符):レイヤー1」を使って対応しているのですが(続く)、
フェルマータが必要な場合、プラグインで空白の小節の全休符を「実際の全休符に変更」しているので、全部の拍子で小節の幅が同じになってしまいます(4/4拍子と同じかと思います。)何か良い方法はございませんでしょうか。お忙しいところ恐れ入りますが、どうぞよろしくお願い致します。
実際に入力された全休符にフェルマータを付け、レイヤー4にその小節の総音価の休符を入力し、「ファイル別オプション - レイヤー」にて、レイヤー4について「このレイヤーが選択されているとき以外は表示しない」にチェックを入れるのではどうでしょう。レイヤー4が表示されない状態でスペーシングを施しても、それぞれの音価のスペースは保たれるはずです。
室長様お忙しいところありがとうございます。ご教授頂いた方法で対応出来ました、ありがとうございます。こんな方法があるとは初めて知りました、ありがとうございます。
室長様いつもお世話になっております。環境はwindows10, Finale25.5です。現代音楽でたまに見かける、画像のような曲線をfinale上でフリーハンドで作成する方法はありますでしょうか。一度ペイント等で作成した画像を読み込ませたのですが、背景部分も塗りつぶしになってしまい使い物になりませんでした。作り方があればどうかご教授いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
Finaleには譜例のような自由曲線を描画する機能はありません。他の図形作成ソフトで作成したものをFinale上に貼り付ける場合、特に五線に重なる場合などでは、元のグラフィックに透過属性を持たせておく必要があります。TIFF等には透過属性を持たせることができます。一方、Finaleに付属のFInale Percussionには、不定形の波線のキャラクタが用意されています。これをユーザー定義の変形図形に登録すれば、この連続したキャラクタを任意の長さで使うことができます。ただ、変形図形には1キャラクタしか使えないので、同じパターンが繰り返されてしまいます。
Finale Percussionには、同様の波線キャラクタが隣にもう一つあります。発想記号でこの2つのキャラクタを並べて配置すれば多少ランダムっぽさが出ます。
Finale 27から付属のSMuFLフォントのFinale Maestroには、さらに2種類のキャラクタが追加されています。これらをランダムに組み合わせれば、かなり不定型な曲線を表現することが可能です。なお、全てのSMuFLフォントにこのキャラクタが用意されているわけではないことに注意してください。
室長様分かりやすくご教授いただきありがとうございます!お陰様で発想記号の方法で上手くいきました!ところで、変形図形の方法で最初に試したところ、自由に伸縮せず、図形も自動では繋がらず写真のようになってしまいました。(二枚投稿いたします)これは仕様でしょうか?
連続の投稿失礼します。
変形図形でキャラクタを連続して使う場合、任意の長さに伸縮させるために、キャラクタ間には「あそび」が設けられています。(グリッサンドを伸縮させてみるとよく分かります)ただ、この自由曲線キャラクタはキャラクタ同士がぴったりとくっついたときに自然につながるようにデザインされているので、この「あそび」がキャラクタ同士の交差や隙間を生じさせてしまいます。一方、発想記号で作成した場合は交差や隙間は生じませんが、一つのキャラクタの途中の長さまでという処理はできません。理想的にはバネのような伸縮をさせたいところですが、それはFinaleでは将来的にも無理でしょうね。
室長様分かりやすい解説、ありがとうございました。さしあたりは発想記号の方で作っていこうと思います、途中で切る場合はTIFFで透過させて使おうと思いますが、いずれにしてもペイント程度の機能が無いのは驚きでした…。
お世話になります。当方windows10 finale27の環境です。下向き符尾の場合に連桁が若干右にズレるので困っています。上向き符尾は問題ありません。画像上はfinale上のもので、赤丸で囲っている部分が少しずれています。真ん中のものがpdfに落としたものでズレが若干大きくなってます。(kousaku,maestro,chaconneでも全て同じようにズレます)画像下はfinale2014からeps出力したものですが、こちらはズレが修正されています。(finaleの画面上では同じようにズレています)finale27からeps出力が廃止されたのでfinale27は使えない状況です。サポートにも問い合わせましたが原因不明とのことでまだ解決しておりません。同じ現象の方はおられるでしょうか。windowsだけの問題ならMACの購入も考えています。なにかヒントでも頂けると大変助かります。よろしくお願いいたします。
その画像を拝見する限りでは、連桁がずれているのではなく、下向きのステムだけが全体的にやや左にずれている状態ですね。もしかしたら単独の旗ともズレが生じていませんか?しかし、Finaleにはこのステムの水平位置を調整する設定はなく、さらには、2014では問題なかったとすれば、プログラムに変更があったとしか考えられないわけですが、他のWindows環境のユーザーの方はどうなのでしょう?ちなみに、左図はMac版27で、Maestro Defaultから作成した楽譜を、グラフィックメニューからPDF出力して、Acrobatで開いたものです。
室長様早速のご返答ありがとうございます。何度かサポートセンターとやり取りをしまして、画像なども送って詳細に説明したところこれはwindows版のfinale27のみで起こるバグという説明を受けました。Mac全般とfinale26では起こらないのでwindows版のfinale26を使うことにしました。バグが直り次第サポートセンターから連絡がくることになっていますので、その際はまたこちらに書き込みさせていただきます。ありがとうございました。
>バグが直り次第サポートセンターから連絡がくることになっていますので、そのお話だと、本国の開発元はこの件については既知のバグで、次回のメンテナンスアップデートで対応するということなのでしょうかね。本国の公式ブログによると、次回のアップデートは27.3ということですが、まだ具体的なリリース時期は発表されていないので、その日本語版となるとさらに先になりそうです。27といえば、EPSの扱いの廃止で、版下製作ではPDF一択になったのですが、別スレッドでも話題になったとおり、貼り込んだPDFがラスターイメージ(ビットマップ)で出力されるという問題があり、事実上そのような作業では使えないという問題があります。室長は、グラフィックを貼り付ける必要がある楽譜では未だに26で作業をしています。
いつもお世話になっております。Mac OS11 Finale26を使っています。画像の下から二段目の五線に拍子記号の予告がされず困っています。原因としては次の組段ではこのパートは非表示(強制的に五線を隠す(詰め))をしているからなのですが、どうにかして拍子記号の予告を表示させたいです。お手すきの際にご教示いただければ嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
その次の段が空なら、五線ツールのコンテクストメニューから「空の五線を隠す」を使えば特に問題はないわけですが、あえて「強制的に五線を隠す」を使わなければならないというのは、その次の段には音符が入力されているのでしょうか?いろいろ試してみましたが、恐らくそういう仕様になっているのでしょうね。考えられる対処法とすれば、段末にすでに4/4にしたダミーの小節を挟み込むか、発想記号で4/4を作成して貼り付けるくらいしかなさそうです。
早速のお返事ありがとうございました。恥ずかしながら「空の五線を隠す」と「強制的に五線を隠す」の違いがわかっておらず、隠したいときはすべて「強制的に五線を隠す」で対応しておりました。無事、予告を表示させることができました。ありがとうございました。
お世話になります。Windows10 finale27の環境です。2番で演奏が変わるときなどに2×の表記で1小節に2小節分詰め込むことがあるのですが、これを他の小節にコピーすると2小節に分かれてコピーされてしまいます。(画像は1小節目を次の小節にコピペした結果のものです)小節ツールで「どんな数の音符でも1小節に収める」をチェックもしています。こちらの対処法はなにかありますでしょうか。ご教授頂ければありがたいです。よろしくお願いいたします。
検証してみました。ペースト先の小節をあらかじめ「どんな数の音符でも1小節に収める」に設定していても、確かにあふれてしまいますね。どうやら、「どんな数の音符でも1小節に収める」という属性はその小節の全ての五線に影響するので、1パートだけをコピペしても、その属性はコピーされないようです。したがって、その小節の全ての五線を選択した状態でコピペを行うと、ペースト先が「どんな数の音符でも1小節に収める」になっていなくても、自動的にその設定になってちゃんとコピペができるようです。
室長様早速検証頂きありがとうございました。確かに全ての五線を同時にコピペしたら出来ました。この方法でなんとか対処出来そうです。五線からギターのタブ譜への変換だけは無理そうなのでこの部分だけ手動で打ち込み直します。ありがとうございました。
市販のバンドスコアなどでは、コードのタブ譜の数字を左右にずらして見やすくしてありますが(添付の画像のように)手動以外で行う方法はないでしょうか。プロの方でもこれは一つ一つ手動でやられているのでしょうか。一曲の中に大量にあるので困っております。ご存じの方がいらっしゃったらご教授頂けますでしょうか。よろしくお願いいたします。
Finale26 Windows10下げ弓の2レイヤー表記の反転が見当たりませんので、ご教授お願い致します。
ASCII領域のみにキャラクタが収納されている従来の音楽記号フォントには、下向きの下げ弓記号は定義されていません。Finaleでは文字を反転させることはできないので、従来の音楽記号フォントを使っている限りではこのキャラクタは表現できません。Finale 27から付属するUnicode領域にキャラクタが収納されているSMuFLフォントには、下向きの下げ弓記号も定義されているので、それを使うしかありません(図はFinale 27のもの)。なお、Finale付属のSMuFLフォントは、システムにインストールされていれば、Finale 26でも利用できます。ただし、Finale 27を購入する必要がありますが。どうしてもSMuFLフォントが入手できない場合は、一旦下げ弓記号をグラフィックスとして書き出し、反転したものをグラフィックスとして楽譜に貼り付けるしかありません。
なるほど、Finale27なら使用できるのですね。早速購入を考えます。お忙しいところ、ありがとうございました。