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Finale よろず相談室
画像貼り付け機能を持った掲示板です。Finaleに関する質問や情報交換に利用してください。Finale を離れた楽譜一般に関する話題もOKです。初めてご利用される方はこちらを必ずご一読ください。読まないで投稿する困った人は放置です。
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室長様いつもお世話になっております。こちらの作業環境はWindows 10、 Finale26です。拍子が細かく変わる譜面で、その拍子(小節)の音価に沿った小節の幅の全休符を作成し、かつフェルマータを付ける方法はありませんでしょうか。フェルマータなしであれば、その小節の拍子に合わせた休符を入力した後、五線ツール→楽譜スタイルの定義→「空白の小節(全休符):レイヤー1」を使って対応しているのですが(続く)、
フェルマータが必要な場合、プラグインで空白の小節の全休符を「実際の全休符に変更」しているので、全部の拍子で小節の幅が同じになってしまいます(4/4拍子と同じかと思います。)何か良い方法はございませんでしょうか。お忙しいところ恐れ入りますが、どうぞよろしくお願い致します。
実際に入力された全休符にフェルマータを付け、レイヤー4にその小節の総音価の休符を入力し、「ファイル別オプション - レイヤー」にて、レイヤー4について「このレイヤーが選択されているとき以外は表示しない」にチェックを入れるのではどうでしょう。レイヤー4が表示されない状態でスペーシングを施しても、それぞれの音価のスペースは保たれるはずです。
室長様お忙しいところありがとうございます。ご教授頂いた方法で対応出来ました、ありがとうございます。こんな方法があるとは初めて知りました、ありがとうございます。
室長様いつもお世話になっております。環境はwindows10, Finale25.5です。現代音楽でたまに見かける、画像のような曲線をfinale上でフリーハンドで作成する方法はありますでしょうか。一度ペイント等で作成した画像を読み込ませたのですが、背景部分も塗りつぶしになってしまい使い物になりませんでした。作り方があればどうかご教授いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。
Finaleには譜例のような自由曲線を描画する機能はありません。他の図形作成ソフトで作成したものをFinale上に貼り付ける場合、特に五線に重なる場合などでは、元のグラフィックに透過属性を持たせておく必要があります。TIFF等には透過属性を持たせることができます。一方、Finaleに付属のFInale Percussionには、不定形の波線のキャラクタが用意されています。これをユーザー定義の変形図形に登録すれば、この連続したキャラクタを任意の長さで使うことができます。ただ、変形図形には1キャラクタしか使えないので、同じパターンが繰り返されてしまいます。
Finale Percussionには、同様の波線キャラクタが隣にもう一つあります。発想記号でこの2つのキャラクタを並べて配置すれば多少ランダムっぽさが出ます。
Finale 27から付属のSMuFLフォントのFinale Maestroには、さらに2種類のキャラクタが追加されています。これらをランダムに組み合わせれば、かなり不定型な曲線を表現することが可能です。なお、全てのSMuFLフォントにこのキャラクタが用意されているわけではないことに注意してください。
室長様分かりやすくご教授いただきありがとうございます!お陰様で発想記号の方法で上手くいきました!ところで、変形図形の方法で最初に試したところ、自由に伸縮せず、図形も自動では繋がらず写真のようになってしまいました。(二枚投稿いたします)これは仕様でしょうか?
連続の投稿失礼します。
変形図形でキャラクタを連続して使う場合、任意の長さに伸縮させるために、キャラクタ間には「あそび」が設けられています。(グリッサンドを伸縮させてみるとよく分かります)ただ、この自由曲線キャラクタはキャラクタ同士がぴったりとくっついたときに自然につながるようにデザインされているので、この「あそび」がキャラクタ同士の交差や隙間を生じさせてしまいます。一方、発想記号で作成した場合は交差や隙間は生じませんが、一つのキャラクタの途中の長さまでという処理はできません。理想的にはバネのような伸縮をさせたいところですが、それはFinaleでは将来的にも無理でしょうね。
室長様分かりやすい解説、ありがとうございました。さしあたりは発想記号の方で作っていこうと思います、途中で切る場合はTIFFで透過させて使おうと思いますが、いずれにしてもペイント程度の機能が無いのは驚きでした…。
お世話になります。当方windows10 finale27の環境です。下向き符尾の場合に連桁が若干右にズレるので困っています。上向き符尾は問題ありません。画像上はfinale上のもので、赤丸で囲っている部分が少しずれています。真ん中のものがpdfに落としたものでズレが若干大きくなってます。(kousaku,maestro,chaconneでも全て同じようにズレます)画像下はfinale2014からeps出力したものですが、こちらはズレが修正されています。(finaleの画面上では同じようにズレています)finale27からeps出力が廃止されたのでfinale27は使えない状況です。サポートにも問い合わせましたが原因不明とのことでまだ解決しておりません。同じ現象の方はおられるでしょうか。windowsだけの問題ならMACの購入も考えています。なにかヒントでも頂けると大変助かります。よろしくお願いいたします。
その画像を拝見する限りでは、連桁がずれているのではなく、下向きのステムだけが全体的にやや左にずれている状態ですね。もしかしたら単独の旗ともズレが生じていませんか?しかし、Finaleにはこのステムの水平位置を調整する設定はなく、さらには、2014では問題なかったとすれば、プログラムに変更があったとしか考えられないわけですが、他のWindows環境のユーザーの方はどうなのでしょう?ちなみに、左図はMac版27で、Maestro Defaultから作成した楽譜を、グラフィックメニューからPDF出力して、Acrobatで開いたものです。
室長様早速のご返答ありがとうございます。何度かサポートセンターとやり取りをしまして、画像なども送って詳細に説明したところこれはwindows版のfinale27のみで起こるバグという説明を受けました。Mac全般とfinale26では起こらないのでwindows版のfinale26を使うことにしました。バグが直り次第サポートセンターから連絡がくることになっていますので、その際はまたこちらに書き込みさせていただきます。ありがとうございました。
>バグが直り次第サポートセンターから連絡がくることになっていますので、そのお話だと、本国の開発元はこの件については既知のバグで、次回のメンテナンスアップデートで対応するということなのでしょうかね。本国の公式ブログによると、次回のアップデートは27.3ということですが、まだ具体的なリリース時期は発表されていないので、その日本語版となるとさらに先になりそうです。27といえば、EPSの扱いの廃止で、版下製作ではPDF一択になったのですが、別スレッドでも話題になったとおり、貼り込んだPDFがラスターイメージ(ビットマップ)で出力されるという問題があり、事実上そのような作業では使えないという問題があります。室長は、グラフィックを貼り付ける必要がある楽譜では未だに26で作業をしています。
いつもお世話になっております。Mac OS11 Finale26を使っています。画像の下から二段目の五線に拍子記号の予告がされず困っています。原因としては次の組段ではこのパートは非表示(強制的に五線を隠す(詰め))をしているからなのですが、どうにかして拍子記号の予告を表示させたいです。お手すきの際にご教示いただければ嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
その次の段が空なら、五線ツールのコンテクストメニューから「空の五線を隠す」を使えば特に問題はないわけですが、あえて「強制的に五線を隠す」を使わなければならないというのは、その次の段には音符が入力されているのでしょうか?いろいろ試してみましたが、恐らくそういう仕様になっているのでしょうね。考えられる対処法とすれば、段末にすでに4/4にしたダミーの小節を挟み込むか、発想記号で4/4を作成して貼り付けるくらいしかなさそうです。
早速のお返事ありがとうございました。恥ずかしながら「空の五線を隠す」と「強制的に五線を隠す」の違いがわかっておらず、隠したいときはすべて「強制的に五線を隠す」で対応しておりました。無事、予告を表示させることができました。ありがとうございました。
お世話になります。Windows10 finale27の環境です。2番で演奏が変わるときなどに2×の表記で1小節に2小節分詰め込むことがあるのですが、これを他の小節にコピーすると2小節に分かれてコピーされてしまいます。(画像は1小節目を次の小節にコピペした結果のものです)小節ツールで「どんな数の音符でも1小節に収める」をチェックもしています。こちらの対処法はなにかありますでしょうか。ご教授頂ければありがたいです。よろしくお願いいたします。
検証してみました。ペースト先の小節をあらかじめ「どんな数の音符でも1小節に収める」に設定していても、確かにあふれてしまいますね。どうやら、「どんな数の音符でも1小節に収める」という属性はその小節の全ての五線に影響するので、1パートだけをコピペしても、その属性はコピーされないようです。したがって、その小節の全ての五線を選択した状態でコピペを行うと、ペースト先が「どんな数の音符でも1小節に収める」になっていなくても、自動的にその設定になってちゃんとコピペができるようです。
室長様早速検証頂きありがとうございました。確かに全ての五線を同時にコピペしたら出来ました。この方法でなんとか対処出来そうです。五線からギターのタブ譜への変換だけは無理そうなのでこの部分だけ手動で打ち込み直します。ありがとうございました。
市販のバンドスコアなどでは、コードのタブ譜の数字を左右にずらして見やすくしてありますが(添付の画像のように)手動以外で行う方法はないでしょうか。プロの方でもこれは一つ一つ手動でやられているのでしょうか。一曲の中に大量にあるので困っております。ご存じの方がいらっしゃったらご教授頂けますでしょうか。よろしくお願いいたします。
Finale26 Windows10下げ弓の2レイヤー表記の反転が見当たりませんので、ご教授お願い致します。
ASCII領域のみにキャラクタが収納されている従来の音楽記号フォントには、下向きの下げ弓記号は定義されていません。Finaleでは文字を反転させることはできないので、従来の音楽記号フォントを使っている限りではこのキャラクタは表現できません。Finale 27から付属するUnicode領域にキャラクタが収納されているSMuFLフォントには、下向きの下げ弓記号も定義されているので、それを使うしかありません(図はFinale 27のもの)。なお、Finale付属のSMuFLフォントは、システムにインストールされていれば、Finale 26でも利用できます。ただし、Finale 27を購入する必要がありますが。どうしてもSMuFLフォントが入手できない場合は、一旦下げ弓記号をグラフィックスとして書き出し、反転したものをグラフィックスとして楽譜に貼り付けるしかありません。
なるほど、Finale27なら使用できるのですね。早速購入を考えます。お忙しいところ、ありがとうございました。
Windows11、Finale27音符が2度でぶつかるときに画像のように縦がずれてしまいます。なおす方法はありますか?また2度でぶつかっていた音で片方を上げるなり下げるなりして3度以上にした際、横によけた音符が自動的に戻りません。これも直す方法を教えていただけるとありがたいです。
複声部の2度は、符頭の衝突を避けるために自動的にずれるものですが、譜例の場合、どことのズレを指しているのかがよく分かりません。下の五線の最初の拍に揃えたいということでしょうか?>2度でぶつかっていた音で片方を上げるなり下げるなりして3度以上にした際、>横によけた音符が自動的に戻りません。これも直す方法を教えていただけるとありがたいです。ファイル別オプションの「スペーシング」項目の「手動の配置情報:」が「そのまま」になっていませんか?ここを「消去」にすると自動的に元の位置に戻るはずです。
言葉が足りず申し訳ありません。下の五線の8分音符と上の五線の8分音符は同じ拍です。教えていただいたように「そのまま」を「消去」にしたら添付画像のものも正しく配置されました。ありがとうございます。
室長さま、お世話になっております。Win10 Ver26 です。環境設定のカラー表示からコードネームに色を付けましたが、Finale上では反映されますが、PDF出力や印刷(カラー印刷)で色が反映されず黒色で出力されてしまいます。色を反映させて印刷することはできないのでしょうか?どうぞよろしくお願いいたします。
ここにチェックを付けておけば、プリンタで印刷する場合も、PDFに書き出したときにもカラーが反映されます。なお、グラフィックメニューからPDF等を書き出した場合は、このカラー設定は無効になります。
Windows10 Finale27打楽器のパート譜先頭に画像のような使用している音符の表記を載せる方法を教えていただきたいです。(添付はティンパニですが、実際は民族楽器の一線譜上の音符と、叩き方との対応表として載せたいです)
Finaleでは、このような脚注のような譜例を楽譜中に貼り込むために、オシアツールが用意されていますが、あまり使い勝手が良くありません。その代替として、脚注譜例は別ファイルで作成してグラフィックとして書き出し、そのグラフィックを楽譜の任意の場所に貼り付けるという方法がよく使われます。まず、別のファイルにて脚注部分のみを作成し、グラフィックツールを選択したのち、抜き出したい部分をダブルクリックしてマーカーで囲み、グラフィックとして書き出します。
元の楽譜に戻り、グラフィックメニューの「グラフィック配置...」で先ほど作成したグラフィックを読み込んで楽譜上に貼り付けます。大きさ等の調整もできます。なお、商用印刷をされる場合は、グラフィックとしてPDFを貼り付けても、最終的な出力ではそのPDFはビットマップで出力されるという問題が確認されているので、グラフィックの書き出しにはTIFF等を300〜600pdiで出力したほうがよいでしょう。ちなみに、ハンドベルの楽譜では、曲中に使用する音を冒頭に列挙するのが一般的ですが(下記リンク参照)、これは、プラグインのTGツールにある「ハンドベル・チャートの自動作成...」を利用すると、自動的に作成してくれます。https://tinyurl.com/bd2p2j5r詳しくはマニュアルをご覧ください。
無事に想定していた様にすることができました。出力で不具合があるとのことで、TIFFで貼り付けました。そのようなアドバイスも大変助かりました。ご教示いただきましてありがとうございました。