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Finale よろず相談室
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フィナーレの高速ステップ入力の質問なのですが点キーとMIDIキーボードを使っての入力でどれだけ入力しても同じ音程でしか入力出来ないので困っています。MIDI鍵盤の弾いた音程とは違う音程が一定に出ます。例えばラを弾いているのに入力ではドになるという感じです。MIDIキーボードに問題があるかと思い、ロジックで仕様しましたが、鍵盤はちゃんと全部音が出て反応していたので、フィナーレ側の仕様で何か問題があるのでは、と考えています。わかりますですしょうか?どこを押しても同じ音程でしか入力出来ないという感じです。
室長様先ほどは移動中でご多忙にも関わらずお返事いただき誠にありがとうございました。別の件で、あらためてご質問させていただきます。画像のように、符頭を変えた際に位置がずれるものがあり、以前これを「フォント付加情報」で初期位置を変えられるかと試したのですができませんでした。結局その時は一つ一つ手動で高さを調整したのですが、もしも一括でキャラクタ毎に初期位置を設定できる方法があれば、お時間のある際に是非ご教授いただけると大変助かります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
前回から続いている話題ではありますが、独立したスレッドを立てる際は、使用環境も改めて記していただけるようお願いします。さて、楽譜を見る限りでは、アクセント記号を符頭として使っているようですが、お使いのFinale 25では、残念ながら符頭微調整ツールを使って符頭ごとに調整するしかありません。Finale 27.3にはこのような特殊な修正を一括で行ってくれる便利なプラグインが付属しています。http://tinyurl.com/mvmesm7kこれを機に、バージョンアップを考えてみてはいかがでしょうか。なお、このままでは符尾の接続が正しくないので、このアクセントキャラについて「符尾の接続位置」で接続を設定する必要があります(上図)。
室長様教えていただき誠にありがとうございます。申し訳ございません、バージョン等はこちらに記載しておきます。Windows 10, Finale 2525だと、一括で変更はできないのですね。むしろこのプラグインが出るまでは浄書家の方々も全て一つずつ変更していたことに驚きました。「符尾の接続位置」の画像もありがとうございます。頂いた画像の、上から下にかけての接続(右の棒)がアクセントの頂点より下になっておりますが、この形が浄書的には正しいのでしょうか。ライブラリ保存を活用していないため(これもした方が良いですよね…)必要に応じて調整しているのですが、いつもは左の棒は頂いた画像の位置に、右側の棒は頂点に接続しておりました。以下私事で、以前からバージョンアップは考えていたのですが、私生活などのごたごたでずっと後回しにしておりました…仰る通り、ひと段落したらこれを機にバージョンアップしようと思います。
>25だと、一括で変更はできないのですね。>むしろこのプラグインが出るまでは浄書家の方々も全て一つずつ変更していたことに驚きました。一般的に、符頭として使われるキャラクタは、垂直位置のベースポイントが符頭の中心に来るように設計されているので、符頭を上下に調整する必要はありません。符頭微調整ツールで、デフォルト状態では垂直位置の調整機能がグレーアウトしているのはそのためです。滅多に使うことのない機能について利便性が講じられないのは、ソフトウェアの常です。>「符尾の接続位置」の画像もありがとうございます。頂いた画像の、上から下にかけての接続(右の棒)がアクセントの頂点より下になっておりますが、この形が浄書的には正しいのでしょうか。符尾の接続位置で表示されているのは、デフォルト状態のものなので、最終的に調整した後の位置を想定して設定する必要があります。という意味では、上で例示した設定では下向き符尾の場合は逆に突き出てしまい、不適切でしたね。
室長様お返事いただきありがとうございます。アクセント記号は符頭でもかなり使われる気がするのですが、未だにfinaleでは標準扱いされていないのですね…。接続の件もご説明いただきありがとうございました。気持ちを切り替えて、とりあえず各ライブラリを活用できるように色々と下準備をして保存しました。これで作業ペースが上がるかな。
室長様いつもお世話になっております。環境はWindows 10, Finale 25です。画像のように、フォントを変更した後の符頭のタイが高みに登ってしまうのですが、これを回避する方法はございますでしょうか?白玉に×が入ったフォントが使いたくて、「opus special std」と「Helsinki special std」「Bravura」で試したのですが、どれもこうなります…。どうかよろしくお願い申し上げます。
音楽記号のフォントはキャラクタの上下にかなり広いエリアを持っているので、キャラクタの形状の範囲のデータを持たせていないと、表記のような現象が発生します。フォント付加情報の設定方法については、こちらをご覧ください。http://ws.finalemusic.jp/UserManuals/Finale26Win/Content/Finale/Font_annotation.htm
室長様御多忙のところお返事いただき誠にありがとうございます。この件について、とても良く分かりました。以前、別の問題があったときに「フォント付加情報」を弄ったことがあったのですが、その問題は解決策が分からず、結局そのときは別の方法で済ませていました。そちらのことを思い出しましたので、別の質問を改めて投稿させていただきます。この件についてご教授いただきありがとうございました。
Windows 11 Pro (Jpn) + Finale 27.3 (Jpn)また羊さんです…。以前にもあったようなと調べてみましたが、流れているかもしれません。アーティキュレーションの tr を使うと、なぜか最初に出てくるところでテンポが遅くなる(rit. がかかる)状態になっています。2つめからは影響なし。アドバイスよろしくお願いします。
トリルを付けるとrit.するという現象は初耳です。まあ、最近の室長の記憶力はどこぞの某大臣並みに怪しいですが……。以下の点についてご確認させてください・そのファイルはデフォルトファイルから作られたもので、あらかじめアーティキュレーションに用意されているトリルですか?・問題となる最初のトリルを削除するとrit.は解消されますか? また、最初のトリルを削除した場合、今度は2番目のトリルがrit.しますか?
いつもありがとうございます。> そのファイルはデフォルトファイルから作られたもので、あらかじめアーティキュレーションに用意されているトリルですか?「国内出版譜風の汎用楽譜書式」たしかSMuFLつきのテンプレートで、段数を加減したりしながら作ったファイルです。記号は図のとおりデフォルトです。> 問題となる最初のトリルを削除するとrit.は解消されますか? また、最初のトリルを削除した場合、今度は2番目のトリルがrit.しますか?はい。おっしゃるとおりです。最初の記号だけ(よく聞くと rit.というよりフェルマータみたいな)感じでしょうか。まっさらの新規ファイルで簡単な音符で打ち込んでみましたが、やはり最初がフェルマータで、あとはそのまま、みたいな動きでした。
いくつか発見がありました。Hirokiさんの「キャラクタの選択画面」では、トリルが"Ù"のキャラクタに割り当てられているのですが、室長のMac環境ではトリルは"Ÿ"に割り当てられていました。試しに、アーティキュレーションで新たに普通のテキストで"Ù"のキャラクタを指定し、音符に貼り付けてプレイバックすると、ちゃんとトリルになります。環境によって挙動が異なるのでしょうか。このあたりについて情報をお持ちの方は、ご一報ください。
文字を再定義してみましたが変わらず、しかもなぜかトリルしていなかったという、羊が一匹、羊が二匹…そんな状態です。サポートに出せばいいのに、問題ありませんと返事がきそうな案件でもあります。何なんでしょう、コレ?
本家のフォーラムも検索してみましたが、アーティキュレーションのトリルが意図しないプレイバックになる旨の話題には行き当たりませんでした。特定のアーティキュレーションが貼り付けた位置によって異なるプレイバックをするということ自体が通常考えられないわけですが、新規ファイルでも発生するというのがますます謎です。何か特殊な条件でもあるのでしょうか。こればかりは、Hirokiさんのマシン環境で検証するほかありませんね。
検証くださいましてありがとうございます。PCのスペックは十分あるはずですので、たまたま遅くなるということはなさそうです。一度更地にして、インストールし直してみようかと思います。
Windows 11 Pro(Jpn) + Finale 27.3(Jpn)上の図のように作りたいのですが、全休符を入れるとなぜか下のように休符がバラされてしまいます。文字とか発想記号でダミーを入れるしかないのでしょうか。(バイブルもあたってみましたが…)4拍以上は4+2のように継ぎ足しが必要なのでしょうか?
>全休符を入れるとなぜか下のように休符がバラされてしまいます。そういった状況には出くわしたことがないのですが、全休符を入れた瞬間にばらけてしまうのですか?Finaleでは、いかなる拍子でも、どのレイヤーにでも全休符を「1つ」入力すると全休符として振る舞います(上図)。何か他の条件が重なるとそういう状況になるのかとも考え、同じ譜面を入力してみましたが、特に問題なく全休符は入力されます(下図)。実際にその楽譜を拝見してみないと原因は分かりかねます。
ご検証ありがとうございます (メエェ…綿羊…)。再度全休符を入れてみました。同じパターンの別の小節にも入れてみましたが、ものの見事に分裂してしました。なぜか4拍以下では起こりません。テンプレート(元ファイル)に問題があるか、それともスキャン→インポート→コピーの繰り返しが問題か…。
そう言えば、20年くらい前に似たような症状を聞いたような記憶もあるのですが、忘却の彼方です。一般論ですが、古いファイルを糠床方式で受け継いで使っている場合、古い設定が最新の設定と衝突してしまい、不具合が発生してしまうことはしばしばあります。(古いファイルでは、カラー表示の解除ができない等々)新規に作成したファイルで問題が発生しないなら、この機に新規ファイルから作ることを検討されたほうがよいかもしれません。
横から失礼します。macOS Somoma 14.3 + Finale 26.3 (Jpn) を利用しています。当方環境下でも,Hirokiさんの状況が再現できました。デフォルトの新規ファイルで,拍子を6/4などに設定し,全休符を入力して該当小節からフォーカスを外した瞬間,休符がバラされてしまいます。ステップ入力オプションの「未入力の拍は休符で埋める」をオフにすると本現象が回避できます。ここのオプションがオンのとき,6/4拍子で全休符を入れると内部的には2拍足りないと判断されたんでしょうね・・・。
ゆうじさん、ありがとうございます。改めて確認したところ、高速ステップ入力でも、高速ステップ入力オプションにて「編集枠から抜けるときに休符で編める」にチェックが入っていると、同様の結果になりますね。上の方で20年くらい前と書きましたが、この相談室でもかつてこの問題が採り上げられたことがあるような記憶があります。このオプションはいつも外して使っているので、その存在をすっかり忘れてしまっていました。歳ですかね……。
ゆうじさん、ありがとうございます。(^_^) チェックを外したら直りました。プログラムって、けっきょく一連のデータを数値と数式に置き換えているものなので、計算を合わせるために細かい処理になりますね。4拍以上のバグ、というのは何となく合ってました (手前ミソながら)。歴史は繰り返す…。
Win 11 Pro + Finale 27.3 (Jpn)2曲を一つのファイルに格納しています。図の 2:1 のところは小節番号から外したい(=0小節目扱い)のですが、「〜カウントする」のチェックを外すと、なぜか次の小節が外れ、「先頭小節にする」「フルネーム」が無効になります。スコアのレイアウトもずれます。頭の小節はいずれも端数方式(1/8とか1/4)で設定しています。0小節目扱いは、ド頭(図=1:1の前)しか使えないのでしょうか。
同じ状況を作ってみましたが、特に問題なく表示されています。何かファイル内部で小節のカウントがずれてしまっているような感じですが、実際にそのファイルを拝見してみないとなんとも言いがたいです。
落ち着いて一度ノベタンにしてから小節番号を振りなおしました。そうしたら、うまくいきました。原因はよく分かりませんが、一度リセットするのがよさそうですね。ありがとうございました。
今年もよろしくお願いします。さて、2声をまとめて書くときに、譜例の赤で囲ったような書き方を見たことがあります。例でいうと、G-Aだと不慣れな人は上の人がGを演奏しそうですが、A-Gならば、左→右に書かれているので上→下の順に認識しやすくなるようです。うまい使い方とかよしあしとか、どう見えますでしょうか。
浄書的には⇧の配置はあり得ないので、不慣れな人といえどもルールに則って書かれた配置に慣れてもらうしかありません。どうしてもプレーヤーが読みにくいと訴えるなら、つねに符尾を上下に分けて書くか、あるいは1stと2ndパートを独立した五線に分けて書くしかないでしょうね。
次は普通の形に直そうかな。実際Finaleで作ったときは手間でしたし(^_^;。こちらが実際の譜面です (1970年代・歌モノ)。手書きなので、当時は大らかだったと思います。個人の感想ですが、スコア起こしをしたら突貫工事のようなアレンジで、ところどころコードもちぐはぐで、音もだいぶズレてました。かなり手を入れないと使いづらいと感じました。
お世話になります。windows10でfinale25を使用しています。バンドスコアで見られる「リピート後x回目は()の中を演奏」の指示を表記したく発想記号ツールでkousakuフォントの()を使用して作成していますが、添付送信用にPDFに書き出したところ()が文字化けしてしまいました。文字化けしない()の表記方法ありましたらご教授ください。よろしくお願いいたします。
PDFにした画像です。
バンドスコア画像
finale上の表示
すみません。画像ファイル添付していますが表示されないようです。
「相談室のご利用にあたって」にも書かれていますが、当相談室に貼り付け可能なファイルはGIF, JPG, PNGの画像ファイルのみです。画像が貼り付けられないとすれば、ファイルが500KBを越えている可能性があります。画像サイズを縮小して貼り付けてみてください。ところで、お話を伺う限りでは詳しい状況が分からないのですが、PDFはFinaleのファイルメニュー>エクスポートから書き出していますか?それとも、ファイルメニュー>印刷からOSの機能である仮想プリンター「Microsoft Print to PDF」から書き出していますか?そして、いずれの場合も同じ文字化けが生じますか?
画像はjpgですが何故かうまくいきませんでした。ファイルメニュー>エクスポートから書き出していましたが、仮想プリンターからの書き出したところ文字化けしませんでした。ご教授ありがとうございました。
いつも拝見させて頂いております。Finaleの話題ではないのですが、ここ数ヶ月、相談室のページがブラウザで開けない事象が続いております。Chrome、Edge、Operaなど、Chromiumベースのブラウザで起きているようです。(FirefoxはChromiumでないためか正常に表示されるため、この投稿はFirefoxから行っています)当方、WindowsとAndroidからの確認のみのため、MacやiPhoneからは違って見えるかも知れません。お時間のある際、ご確認頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。
ご報告ありがとうございました。特定の環境で当相談室が表示されない問題は、10月頃からXのツイートや楽譜ソフトユーザー定例会でも複数の方から指摘を受けていて、原因については現在調査中です。ご迷惑をおかけしますが、今しばらくお待ちいただけるようお願いします。
どうやら特定のブラウザのSSLの設定の問題のようですが、もう少し調べてみます。
サーバの設定を変更しました。Google Chromeでも表示を確認しました。おそらくこれで大丈夫でしょう。ご不便をおかけしました。
現在、Chromeで閲覧しております。全く問題なく表示されております。ご多忙の中、ご対応いただきありがとうございました!
Mac OS 10.11.6でFinale26.3を使用しています。吹奏楽の譜面でスペーシングをする際、「対象楽譜を選択して〜」で全パートを選択してかけると、画像の3小節目のような、スコアに無駄なスペースが空いてしまいます。「標示中の楽譜のみ」にするとそれが解消されるのですが、パート譜の影響を受けてしまうのでしょうか?室長のお話に出てくる「ぬか床方式」の楽譜ゆえ、いろいろ見えないものもがあるのかもしれません。解消方法がなければ、心機一転作り直しも覚悟しています。何か解決策がありそうであればご教授ください。
「標示中の楽譜のみ」は、こんな風になります。
通常はそんなことにはならないはずですが、その小節に「何かある」としか言えません。その楽譜データを実際に拝見してみないと何とも……。ただ、「表示中の楽譜のみ(⌘4)」でスペーシングをすれば問題ないのであれば、全パートをスペーシングした後にスコアのみをスペーシングし直せばよいのではないでしょうか?
室長様 早速の返信ありがとうございます。「隠された音符を表示」「左端のスペース0」など素人考えで色々試しましたが直らず、今のところ室長のご提案の方法で使っています。ただ、うっかり全てを選択してスペーシングしてしまい、印刷してから「あっ」ということが多く、何かあるんだとは思いますが、その何かがわかれば、と思って書き込ませてもらいました。同じぬか床で作ったファイルが30近くあり、作り直すと考えるとゲンナリしてしまいます。でも5年ぐらい使ったファイルなので、心機一転も視野にしていきたいと思います。ありがとうございました。
糠床方式でファイルを更新した場合、特定の小節が必ずその状態になるのであれば、もともとのその小節に病巣があると考えられます。その場合はその小節をあらかじめ削除してみてください。すでに入力してしまった楽譜の場合、前後いずれかに空の小節を作り、全ての項目をペースト対象項目にした上で、問題のある小節をコピペした後、問題の小節を削除してみてください。それでもまだ問題が発生する場合は、そのファイルを直接検証しないと判りません。
ご提案ありがとうございます。小節を増やしてコピーしてみましたが、うまくいきませんでした。多分、元々のファイルに不具合があるのかと思います。時間があるときに、27.3のシステムで、ファイルを1から作り直してみたいと思います。ご教授、ありがとうございました。