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Finale よろず相談室
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お世話になります。Windows10 finale27の環境です。2番で演奏が変わるときなどに2×の表記で1小節に2小節分詰め込むことがあるのですが、これを他の小節にコピーすると2小節に分かれてコピーされてしまいます。(画像は1小節目を次の小節にコピペした結果のものです)小節ツールで「どんな数の音符でも1小節に収める」をチェックもしています。こちらの対処法はなにかありますでしょうか。ご教授頂ければありがたいです。よろしくお願いいたします。
検証してみました。ペースト先の小節をあらかじめ「どんな数の音符でも1小節に収める」に設定していても、確かにあふれてしまいますね。どうやら、「どんな数の音符でも1小節に収める」という属性はその小節の全ての五線に影響するので、1パートだけをコピペしても、その属性はコピーされないようです。したがって、その小節の全ての五線を選択した状態でコピペを行うと、ペースト先が「どんな数の音符でも1小節に収める」になっていなくても、自動的にその設定になってちゃんとコピペができるようです。
室長様早速検証頂きありがとうございました。確かに全ての五線を同時にコピペしたら出来ました。この方法でなんとか対処出来そうです。五線からギターのタブ譜への変換だけは無理そうなのでこの部分だけ手動で打ち込み直します。ありがとうございました。
市販のバンドスコアなどでは、コードのタブ譜の数字を左右にずらして見やすくしてありますが(添付の画像のように)手動以外で行う方法はないでしょうか。プロの方でもこれは一つ一つ手動でやられているのでしょうか。一曲の中に大量にあるので困っております。ご存じの方がいらっしゃったらご教授頂けますでしょうか。よろしくお願いいたします。
Finale26 Windows10下げ弓の2レイヤー表記の反転が見当たりませんので、ご教授お願い致します。
ASCII領域のみにキャラクタが収納されている従来の音楽記号フォントには、下向きの下げ弓記号は定義されていません。Finaleでは文字を反転させることはできないので、従来の音楽記号フォントを使っている限りではこのキャラクタは表現できません。Finale 27から付属するUnicode領域にキャラクタが収納されているSMuFLフォントには、下向きの下げ弓記号も定義されているので、それを使うしかありません(図はFinale 27のもの)。なお、Finale付属のSMuFLフォントは、システムにインストールされていれば、Finale 26でも利用できます。ただし、Finale 27を購入する必要がありますが。どうしてもSMuFLフォントが入手できない場合は、一旦下げ弓記号をグラフィックスとして書き出し、反転したものをグラフィックスとして楽譜に貼り付けるしかありません。
なるほど、Finale27なら使用できるのですね。早速購入を考えます。お忙しいところ、ありがとうございました。
Windows11、Finale27音符が2度でぶつかるときに画像のように縦がずれてしまいます。なおす方法はありますか?また2度でぶつかっていた音で片方を上げるなり下げるなりして3度以上にした際、横によけた音符が自動的に戻りません。これも直す方法を教えていただけるとありがたいです。
複声部の2度は、符頭の衝突を避けるために自動的にずれるものですが、譜例の場合、どことのズレを指しているのかがよく分かりません。下の五線の最初の拍に揃えたいということでしょうか?>2度でぶつかっていた音で片方を上げるなり下げるなりして3度以上にした際、>横によけた音符が自動的に戻りません。これも直す方法を教えていただけるとありがたいです。ファイル別オプションの「スペーシング」項目の「手動の配置情報:」が「そのまま」になっていませんか?ここを「消去」にすると自動的に元の位置に戻るはずです。
言葉が足りず申し訳ありません。下の五線の8分音符と上の五線の8分音符は同じ拍です。教えていただいたように「そのまま」を「消去」にしたら添付画像のものも正しく配置されました。ありがとうございます。
室長さま、お世話になっております。Win10 Ver26 です。環境設定のカラー表示からコードネームに色を付けましたが、Finale上では反映されますが、PDF出力や印刷(カラー印刷)で色が反映されず黒色で出力されてしまいます。色を反映させて印刷することはできないのでしょうか?どうぞよろしくお願いいたします。
ここにチェックを付けておけば、プリンタで印刷する場合も、PDFに書き出したときにもカラーが反映されます。なお、グラフィックメニューからPDF等を書き出した場合は、このカラー設定は無効になります。
Windows10 Finale27打楽器のパート譜先頭に画像のような使用している音符の表記を載せる方法を教えていただきたいです。(添付はティンパニですが、実際は民族楽器の一線譜上の音符と、叩き方との対応表として載せたいです)
Finaleでは、このような脚注のような譜例を楽譜中に貼り込むために、オシアツールが用意されていますが、あまり使い勝手が良くありません。その代替として、脚注譜例は別ファイルで作成してグラフィックとして書き出し、そのグラフィックを楽譜の任意の場所に貼り付けるという方法がよく使われます。まず、別のファイルにて脚注部分のみを作成し、グラフィックツールを選択したのち、抜き出したい部分をダブルクリックしてマーカーで囲み、グラフィックとして書き出します。
元の楽譜に戻り、グラフィックメニューの「グラフィック配置...」で先ほど作成したグラフィックを読み込んで楽譜上に貼り付けます。大きさ等の調整もできます。なお、商用印刷をされる場合は、グラフィックとしてPDFを貼り付けても、最終的な出力ではそのPDFはビットマップで出力されるという問題が確認されているので、グラフィックの書き出しにはTIFF等を300〜600pdiで出力したほうがよいでしょう。ちなみに、ハンドベルの楽譜では、曲中に使用する音を冒頭に列挙するのが一般的ですが(下記リンク参照)、これは、プラグインのTGツールにある「ハンドベル・チャートの自動作成...」を利用すると、自動的に作成してくれます。https://tinyurl.com/bd2p2j5r詳しくはマニュアルをご覧ください。
無事に想定していた様にすることができました。出力で不具合があるとのことで、TIFFで貼り付けました。そのようなアドバイスも大変助かりました。ご教示いただきましてありがとうございました。
Win10 ver.26を使っております。吹奏楽で編曲などしております。楽譜が仕上がれば特に問題ないのですが、今編曲しているアンサンブル楽譜において、なぜか途中から打楽器だけがスイングしてしまう現象が起きております。音源は必要ないのですが、プレイバック時にどうも気になってしょうがありません。因みに、スコアはセットアップウィザードで新規作成したもので、使いまわしではありません。どんな設定で一部パートだけがスイングするか、どうすれば解除できるか、その可能性などご教示いただきたく存じます。宜しくお願いします。
そのスウィングする打楽器は、特定の楽器のみですか、それとも打楽器セクションが一斉にスウィングするのでしょうか?楽譜中の一部のパートのみにスウィングを設定できるとすれば、発想記号かMIDIツールくらいしかないのですが、そのスウィングし始める部分に共通の発想記号はありませんか?もしかしたら、その発想記号にスウィングの仕込みがしてあるのかもしれません。
早々のレスありがとうございます。楽器はカバサでそれ以降に同じ段に書かれたタムタムやスネアもスイングしてしまいます。pと楽器の指定でCabasaとついているだけで、同じ小節に他の楽器にもpがついていますが、そちらは跳ねません。一応ヒューマンプレイバックでスイング値を0で指定してみたり、No Swingをつけてみたりしましたが、何も反映しませんでした。MIDIツールはどこを見ると確認できますか?そちらを調べてみたいと思います。
MIDI調べるといいましたが、プレイバックにはVSTを使用しMIDIは鳴らしていません。
お話を伺う限りでは、その発想記号で書かれたCabasaが怪しいですね。そのCabasaについて、「プレイバック」の項目を確認してください。スウィングの設定がなされていませんか?
Cabasaのプレイバックタイプは「なし」でした。何も指定してありません。ですが、あえてここを「スイング」にして数値を「0」にしたところ、取り敢えず跳ねなくなりました。釈然とはしませんが、今後も何か起きれば対処できそうなヒントが手に入りました。音源を演奏者に渡す場面もありますから、最低限こちらの意図を伝えるだけの音は鳴ってほしいものです。今回はありがとうございました。何か新しい発見があれば、後程ご報告いたします。
あらかじめスウィングの仕込みが行われている発想記号を、いろいろ検証してみましたが、ご質問の症状は再現できませんでした。ただ、Cabasaの設定をいじったら直ったということは、やはりその発想記号に何かが仕込まれていたとしか考えられませんね。Finaleはたまに不可解な挙動をすることがあるので侮れません(苦笑)。ところで、ご参考までに、プラグインの「リアル・プレイバック」などを使ったことで、MIDIデータそのものに手が加えられていた場合は、範囲を選択した上で、編集メニューにある「選択した項目のみ消去...」にて、「MIDIデータ」のみにチェックを付けることで、MIDIデータをデフォルト状態に戻すことができます。スウィングの場合は「演奏データ」のみにチェックを付けるだけでもOKです。
Win11でFinale27を使っている者です。現在、Finale上で動かせる合唱の外部音源を探しています。求める要件として、歌詞を入力しプレイバックすることが出来ることがあります。そこで、そもそもFinale上でプレイバックする際に歌詞が歌わせることは可能なのか、もし可能ならどういった外部音源があるのかご存じでしたら教えていただきたいと思います。他に求める要件としては、女声/男声合唱以外にソリスト・児童合唱の音源を含んでいることがありますが、これは必須ではありません。以上、質問させていただきます、ご回答よろしくお願い致します。
現時点ではそのような音源はありません。現在、歌詞付きの楽譜をMusicXMLで書き出したものを歌わせるサービスはいくつかありますが、リアルタイムではありません。https://www.nicovideo.jp/watch/sm11969571仮に、リアルタイムで歌わせる音源があった場合、Finale側が、MIDIデータに歌詞情報をメタデータとして付加して送り出す必要があるのですが、現在のFinaleはそのような仕様にはなっていません。あと、言語としての解釈も必要になるので、それだけで大変なプログラムを必要とします。室長の知る限りでは、現在、楽譜に書き込まれた歌詞をプレイバック時に歌ってくれるソフトといえば、スコアメーカーZEROくらいでしょうか。これは、ソフト自身が歌唱エンジンを搭載していることで実現しています。https://cm.kawai.jp/products/smz/whatsnew/
室長様、コメントありがとうございます。やはりリアルタイムで歌詞を歌わせられる音源は無いのですね。歌詞を歌わせたい時はリアルタイムではなく、いったんMusicXMLで書き出して、別のソフトで出力するのがベター、ということですね。勉強になりました。ありがとうございます。
>歌詞を歌わせたい時はリアルタイムではなく、いったんMusicXMLで書き出して、別のソフトで出力するのがベターただ、その場合、プレイバックされるのは歌唱のみで、ピアノ伴奏なども一緒に演奏してくれるわけではありません。それらは他のソフトでミックスする必要があります。さらには、rit.などのテンポ変化がある場合、それぞれ独立したソフトでサウンドを生成している限り、完全な同期は困難でしょう。
このあたりからはいつもの室長の蘊蓄話です。上記に、楽譜データを実際に歌わせるには、Finaleから歌詞データを送る必要があると書きましたが、実際はリアルタイムでは困難なケースが多いです。例えば譜例の場合、1小節目3拍目の「は」を「wa」と発音するか「ha」と発音するかは、2小節目3拍目までの文脈を読んで判断しなければなりません。つまり、1小節目3拍目の段階では、この「は」をどう発音すべきか判断できないわけです。英語などでは、音節が複数の音符に分割されていたりするので、似たような問題が発生します。外部音源に歌わせる場合、リアルタイム処理ができないというのはこの部分です。歌に変換してくれるサービスは、あらかじめ歌詞を通読して分析を行い、どのタイミングでどの音素を発声すべきかを準備します。スコアメーカーZEROは、ソフト本体がその音声合成エンジンを持っているので、それを可能にしています。しかし、Finaleがこの機能を実装することは将来的にもないと思われます。
Mac os 12.6 Finale 26お世話になります。Finaleというより、浄書の話になってしまいますが、画像のようなタイの最後にスタッカートがついている場合、どのように配置したらよろしいのでしょうか?よろしくお願いします。
浄書的には、スタッカートはタイより外側、スラーより内側に置くのが原則です。それに従えば、譜例では、a.はタイで2番目の音は打ち直さず、b.、c.ではスラーで2番目の音は打ち直すことになります。ただ、奏者側の視点になると、少々問題が出てきます。c.はメゾ・スタッカートの表記として問題ないでしょうが、b.の表記の場合、これがタイではなくスラーであるというコンセンサスが奏者にあるかどうかは微妙です、明確な意図を持って書く場合、どちらに解釈されるか微妙な表記は避けたほうがよいかもしれません。
ありがとうございます、これで良かったのですね!楽譜は常に誤解のないように記していくのが妥当ですね。承知しました!ありがとうございます。
部分的に音符を80%にしたら歌詞の文字も小さくくなります。音符を小さくしても、その部分の歌詞の文字を100%に保つことが出来ますか。