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Finale よろず相談室
画像貼り付け機能を持った掲示板です。Finaleに関する質問や情報交換に利用してください。Finale を離れた楽譜一般に関する話題もOKです。初めてご利用される方はこちらを必ずご一読ください。読まないで投稿する困った人は放置です。
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win10 finale26環境です。ガイド音符入力後のスコア譜は非表示に出来ましたが、その該当箇所の五線を隠す事ができないのです。ご教示よろしくお願いします。
恐らく、その五線を「空の五線を隠す」で隠そうとなさっているのでしょうが、実際はその段には音符が入力されているので、「空の五線」の対象にならないのです。このような場合は、その段の隠したい五線全体を選択した状態で、楽譜スタイルの「強制的に五線を隠す(詰め)」を適用してみてください。
室長様いつも大変お世話になっております。10/8拍子の楽譜を作成したいのですが、「10」が出せません。バージョンはfinale2012 OSはWindows7を使っています。古すぎて出ないのでしょうか…よろしくお願いします。
それは、用意されている拍子記号に10/8の選択肢がないということでしょうか?いずれにせよ、拍子記号ツールを選択して、小節をダブルクリックすると現れるダイアログにて、自由に拍子を設定することができるはずです。
改めて古いマシンを立ち上げて2012で確認してみましたが、図のようにちゃんと作成できます。Windows版特有のバグということもあまり考えられませんが。
室長様いつも大変お世話になっております。最近連続して質問してしまいすみません。環境はwindows10, finale 25です。質問なのですが、符尾が上向きの音符が突然画像のようにズレて配置されるようになってしまいました。何か変な操作をした記憶もなく、とりあえずファイル別オプションを見てみたり環境設定をリセットしたり色々と試したのですが、一向に戻らなくなってしまいました。新規のファイルを作って試しても同じ現象が起こるのですが、こうなる原因をご存知でしょうか…どうか宜しくお願いいたします。
突然ずれたとありますが、音符の配置としてはそれで正しく、以前からそのように配置されていたはずです。2度音程の和音同士なのでずれているように見えますが、和音の中に2度音程が含まれると考えると分かりやすいのではないでしょうか。
付点の設定が気になります。おそらく、「ファイル別オプション - 付点」で「上向き旗に着く付点の水平位置:」の値が負数に設定されていると思われます。これはFinaleの設計の甘いところで、単音の場合はむしろ負数で良いのですが、2度音程で反対側に符頭が飛び出したときも、飛び出し分が全く考慮されないことから、譜例のような衝突が発生します。このオプションの値は「8EVPU」くらいにして妥協するか、不適切な位置の付点をその都度手動で移動させるか、どちらにしろ悩ましいところです。
室長様いつもお世話になっております。使用環境はwindows10, finale 25です。弦楽器のdiv.の際に五線を増やしてグループ化して表記したいのですが、div.中はグループ名のみを表示し、そうでない場合は通常の楽器名(Vn.1等)を表示させることは可能でしょうか。現状は添付の画像の通りで、div.の為の五線は五線名を消せば問題ないのですが、基になるメインの五線名は消せずに困っている…という状況です。何か良い解決策をご存知でしたらご教授いただけますと助かります。どうぞ宜しくお願いいたします。
いくつか方法が考えられますが、五線名を表示しない楽譜スタイルを新規に作成して(図参照)、段頭の小節に適用するのが一番簡単だと思います。
室長様こんな簡単にできるなんて知りませんでした!楽譜スタイルは部分毎に適用できるのですね、今まで異なる楽譜スタイルの為に一つずつ別の五線を用意していました…。使いこなすには、やはりBibleを買うべきですね。今は国外にいるのですが、帰国の際に購入しようと思います。大変助かりました、ありがとうございました!
ぜひ、Finale User's Bible(FUB)をお買い求めください!FUBにはコンテンポラリーミュージックで使われそうな表記もそれなりに載せてはいますが、紙幅の都合上、「確かにこういう表記はあるけど、1000人に1人も使わないだろう」というようなものは割愛せざるを得ません。(それでなくても出版社からページを減らせと言われるので)halleさんのご期待に添えるかどうかは確約できないですが……。
室長様お返事いただきありがとうございます。こちらの掲示板には何度もお世話になっていたのですが、どうも自分はFinaleの基本的な操作を先に学ぶべきだと感じたので(今回の楽譜スタイルの適用範囲や、先日質問させていただいたプラグインとレイヤーの関係など)、まずはFUBを読むべきだと思いました。とりあえず今年の夏頃に一時帰国して買おうと考えておりますので、それまではこちらでまた初歩的な質問をさせていただくかもしれないのと、コンテンポラリーな表記問題については、今後も長いことこちらにお世話になるかもしれません(出版社のページ数削減圧力…笑)が、どうかお手隙の際にご教授いただけますと大変助かりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
室長様重ねての質問失礼いたします。Windows10, Finale25です。自作の変形図形や元々ある直線を、タブスライドのように符頭に割り付ける方法はあるのでしょうか。グリッサンドの表記に一本線を使用しているのですが、画像のような動きを数小節に渡って継続させる際、タブスライドだと早くて楽な半面、プレイバックが鳴らなかったりエラー落ちする(これは私の環境の問題のようですが…)することがあるので、自作の変形図形や直線ツール等を符頭に割り付けたいのです。また「符頭に割り付け」だとレイアウトが変わっても良い感じに伸びてくれるのですが、「拍に割り付け」だと長さがまちまちになってしまい、一つ一つ修正するのにいつも骨が折れます。もしも良い方法をご存知でしたら、どうかご教授いただけます様どうかよろしくお願いいたします。
お話を伺う限りでは、直線ツールを使ってグリッサンドを書かれているものとお見受けします。変形図形のグリッサンド・ツールには任意の図形を割り当てることができるのをご存じですか?グリッサンド・ツールをCTRL+クリックすると「変形線形の選択」画面が現れるので、そこから直線を選択して「符頭に割り付け」モードで貼り付けて見てください。
室長様こちらにもご回答いただき誠にありがとうございます。初めから用意されている変形図形も、他の線を選べることは知りませんでした。グリッサンドの線を直線に切り替えて使ってみます。これでタブスライドの時のようなエラーが起きなければ良いのですが…ところで、グリッサンドとタブスライドは符頭に割り付けられますが、他の線ではやはりできないのでしょうか。たとえば符頭同士を矢印で繋ぎたい場合等に今回のようにグリッサンド等の線を矢印に変更すると、プレイバック時にグリッサンドしてしまうので、それを避けたい、ということです。プレイバック自体はさほど重要ではないので、いずれにしてもそういった場合はご教授いただいたこの方法を活用いたしますが、変形図形の配置はどうも融通が効かない気がするので、重ねてで恐縮ですがご質問させていただきます。
訂正します。わざわざグリッサンドツールに仕込まなくても、タブ・スライドツールも任意の図形に変更できましたね。調べてみてところ、グリッサンドもタブ・スライドもプレイバック効果に違いはなさそうです。不勉強をお詫びします。「符頭に割り付け」ができるツールでは、グリッサンドにせよタブ・スライドにせよ、プレイバックに効果がかかってしまうので、プレイバックを無効にするには、特殊ラインツールに矢印を仕込んで、ちょっと不便ですが、始点と終点を決めながら描くしかなさそうです。「符頭に割り付け」を使ってプレイバックを我慢するか、特殊ラインツールを使って作業効率を切り捨てるか、全体を見て作業効率の良い方法を使い分けるしかなさそうですね。
室長様お返事いただきありがとうございます。タブスライドもグリッサンドも機能的な違いはないのですね!今のところグリッサンドでタブスライドの時のようなエラーが起きていないので、よく分かりませんが自分の環境の問題だと思ってこのまま進めようと思います。また、やはりこれら以外の変形図形を符頭に割り付けることはできないのですね…なんでそういう融通がきかないのか、システム的な問題なのかは分かりませんが、さしあたりはグリッサンドの線を変更して行なう方法で書いていこうと思います。色々と教えてくださりありがとうございました。
ダルセニョマーク 作り方?(表し方)教えて頂けますか?よろしくお願いします。
ショートカット キー 割り当て 手順等恐れ入ります。PC 8.1→11に 移行いたしました。Functionキー に 割り当て方法教えて頂けますか。よろしくお願いいたします。
すみません 思い出しました。Ctr + Shift キー + Function Keyに割り当てどうも 失礼いたしました。
室長様いつもお世話になっております。環境はwindows10, finale 25です。弦楽器のボウイング記号について、弓で弦を押し潰すようにしてノイジーな音を出す奏法(私の先生はécraséと言っていますが日本で一般的に何と呼ばれる奏法なのか分かりません…)の為に、通常のボウイング記号を二重+サイズを大きくして表現することが多いと思うのですが、finaleに入っているフォントを一通り見ても見当たりませんでした(もしも見落としていたらすみません)。アーティキュレーションツールで表現するにはどのようにすれば良いか、ご教授頂けますと幸甚です。どうかよろしくお願いいたします。
お尋ねのキャラクタはFinale 27よりパンドルされた、拡張された記譜用フォントの規格であるSMuFLフォントに登録されています。SMuFLフォント自体は、システムにインストールされていれば、Finale 26以下でも利用できますが、SMuFLフォントを入手するにはFinale 27にアップデートするしかありません。また、このような特殊な記号は一部のSMuFLフォントにしか登録されていないので、フォントの選定にあたっては注意が必要です。
Finaleオリジナルフォント(Maestroなど)のSMuFL版はFinale 27バンドルでしか入手できませんが、SMuFL自体はオープンな規格なので、単体で頒布されているSMuFLフォントは複数存在します。Steinberg社の浄書ソフトDoricoのデフォルトフォントであるBravuraをはじめ、単体で無償配布されている上、かなり自由な利用がライセンスされているものもあります。https://www.smufl.org/fonts/またBravuraはSMuFLのレファレンスフォントなので、リリース時点のSMuFLで規定されているキャラクタはすべて収録されており、仰るような二重・三重のボウイング記号ももちろん収録されています。(SMuFLには二重のものが"Overpressure"、三重のものが"Overpressure possible"として定義されています)また、Bravuraを従来のFinale用に変換したものも(有償ですが)有志によって頒布されています。
ただし、これはどの記号やフォントについても言えることなのですが、普段お使いのフォントに足りない記号だけを別のフォントから持ってきて補う使い方の場合は、フォントによってはデザインの違いゆえにちぐはぐに見えてしまうことがあります。画像は、Bravuraの二重のダウンボウ記号に他のフォントを合わせてみた例ですが、やはり同じBravura同士の組み合わせもっともバランスよく見え、Chaconneは(個人的には)若干大きさ等が違うもののかろうじて許容範囲、Maestroと組み合わせるのは形や大きさが違いすぎて不自然に見えてしまいますね。大きさや位置を調整するくらいでどうにかなればいいのですが、違和感が残るようなら、他の記号のフォントもまとめて置き換えるか、使用中のフォントにあった記号を何らかの方法でを自作するか、というちょっと面倒な方法を取るしかなくなってきます。
ていねいな補足、ありがとうございました。しかし、あの3重の運弓記号、デザインとしてはどうなんでしょうね。とりわけ3重の上げ弓記号なんざ、よほど大きな五線でなければ、潰れて大きめのスタッカーティシモの記号にしか見えません。SMuFLのキャラクタを精査していると、こんな細かいデザイン、潰れて認識できないというようなものが結構あります。
室長様つのふえ様お陰様で、なんとかダウンロードして使うことができました!また、フォント毎の差異と仕様上の注意につきましても大変助かりました。普段の作曲はともかく、今後の出版譜を作る際にはご教授いただいたボウイング記号だけでなくその他のフォントも良く確認して、統一感を持たせられるフォント選びを心がけます。あらためて思いましたが、記譜の世界は本当に奥が深いですね…
自分はFinale25を使い続けていてSMuFLフォントというものがよく分かっていないままなのですが…単にフォントをダウンロードするだけじゃなく、色々と面倒な方法を取らないとダウンロードできないのには参りました。finaleの説明を見ると、他のフォントも統合して表示してくれる(?)みたいな機能があるのですね。そのせい(おかげ)か、いざ25でフォント選択画面を開くと読み込むのに10秒程かかります。さすがに27にバージョンアップしようか悩みました。幸い一括で全てやってくれるファイルを頒布している方がいたのでダウンロードできましたが、正直なところウイルスがくっついていないか心配でした…他人にはとても勧められるやり方ではなかったので、今後同じ悩みでこちらを見られた方は、素直にアップデートされるほうが安全だ、と一応書いておきます。
Finale 26以下でもSMuFLフォントは扱えますが、キャラクタの選択画面ではカテゴライズが行われていないので、3000以上あるキャラクタから目的の記号を探し出すのは至難の業です。halleさんのこれまでのご質問の内容からすると、コンテンポラリーミュージックに関する表現が多そうで、SMuFLフォントは必須だと思われます。やはりFinale 27へのアップグレードをオススメします。
室長様26以前と27の比較画像、ありがとうございます。仰る通り、今まで現代音楽で用いられるフォントを毎回探すのが非常に煩わしかったのですが、27だと綺麗に分類されていてとても見やすい!次にまとまったお金が入ったらアップグレードする決心がつきました…!!ありがとうございます、今後ともどうか宜しくお願いいたします。
いつもお世話になっております。Mac OS11 Finale26を使用しております。松葉の先に丸がついた記号(Fade in,Fade out)の作り方がわからず困っております。ご教示いただけましたら幸いです。
残念ながら、Finaleの変形図形にある松葉記号はカスタマイズすることができません。そこで、始点および終点に付く○印を変形図形でそれぞれ定義し、松葉記号と組み合わせて使うことをお勧めします。まず、変形図形スタイルを新規に作成し、実線の線幅を「0」にし、始点に着く場合は「左開始テキスト」、終点に付く場合は「終了テキスト」に記譜フォントにあるハーモニクスやオープン記号に使われる○印を置きます。
こうして作った変形図形と、通常の松葉を同じ位置に配置します。このとき、それぞれの変形図形の始点と終点は必ず同じポイントに置いてください。
こうしておけば、小節の伸縮にも追随します。
お返事ありがとうございます。早いお返事とても助かりました。早速試してみます。
添付の楽譜のような楽譜を作りたいのですが。休符を非表示にすると連行が分断されてしまいます。どのような作成を行えばいいのでしょうか?どうぞよろしくお願いいたします。(WINDOWS11 Finale27)
このトピックの後半ですね。http://finale-hossy.sakura.ne.jp/finalebbs/finalebbs.php?res=7291そこでも触れていますが、この処理についてはFinale User's Bibleにも詳しい解説があります(左図)。
ありがとうございます今回は16分音符の6連符なのですが、どのように考えればよろしいのでしょうか?
休符を入れると連桁が切れてしまうのなら、最初から休符など入れなければ良いのです。ご質問の譜例では、音価のイメージは左図のようになりますが、この8分音符の音価を見かけ上の16分音符にしてしまえば良いのです。
とりあえず、上段は連符定義で「16分音符18個を8分音符6個に入れる」と定義してすべて16分音符を入力します。連符数字を表示しないので、「8分音符9個を8分音符6個に入れる」としても同じ結果になります。下段の4拍目は「16分音符6個を8分音符2個に入れる」または「8分音符3個を8分音符2個に入れる」と定義して入力します。この状態では連符を完全に入力し終えていませんが、問題ありません。
最初の譜例の8分音符の部分に相当する16分音符を、連符定義で「16分音符1個を8分音符1個に入れる」として音価を変えていきます。この連符定義をマクロに登録しておけば、後はマクロキーを押しながら音符をクリックしていくだけで楽ちんです。下声部については、1拍ごとに「16分音符3個を8分音符2個に入れる」と定義して16分音符を入力すればOKです。
このままだと、音符間が狭くて見苦しいので、使っていないレイヤーに休符を入れてスペースを整えます。ここではレイヤー4を使うことにするので、レイヤー4について「ファイル別オプション」にて「このレイヤーが表示されている時以外は表示しない」「スペーシングを適用」にチェックを付けておきます。
レイヤー4に音型と同じリズムで休符を入力してスペーシングを行うと、音符間が均等になります。編集対象をレイヤー1に切り替えれば、この休符は非表示になります。この状態で、不要な連符数字を非表示にし(ユーティリティメニューの「変更>連桁...」で一括処理可能)、上声部の連桁を1拍ごと切り、不要な休符を非表示にすればできあがりです。
ありがとうございます試してみます