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Finale よろず相談室
画像貼り付け機能を持った掲示板です。Finaleに関する質問や情報交換に利用してください。Finale を離れた楽譜一般に関する話題もOKです。初めてご利用される方はこちらを必ずご一読ください。読まないで投稿する困った人は放置です。
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Finale 26.3/Jpn (Win 10 Pro)スコアの最下段の位置(高さ)がずれた…一括で揃える方法はないでしょうか。パート間を調整しているうちに、1段だけ動かしたつもりがうっかり最下段まで全部ずらしてしまったとき、デコボコでは見にくいだろうというわけです。フルスコアを想定しています (1ページに1段)。1ページ目は曲名だのマルCだの、上下にスペースを取ることがありますが、2ページ目以降は揃えておきたいのです。ページや段のマージンは全部同じです。1 2 3 4 == == ====== == == ==←コレ
Finaleにはマージンを飛び出した五線について、自動的にマージン内に収める方法はありません。誤って移動させたのであれば、アンドゥ機能で戻してください。アンドゥ機能を設定していなかったり、一度ファイルを保存して再度開いた際に気付いた場合は既に手遅れなので、手動で調整し直すしかありません。Finaleには「垂直方向の衝突の回避」という、組段内のエレメントの衝突を回避すべく五線の間隔を自動調整してくれるプラグインがあり、最下の五線を本来の位置まで持ち上げた状態で、「組段の高さ:」を「現在の高さを保持」にして適用すれば、その組段を再調整してくれるとは思いますが、おそらく、希望通りの結果にはならず、結局手動で最初から再調整することになるはずです。
ありがとうございます。最初に五線を引くときに、ある程度間隔を空けて作っておきます。最下段のイメージはこんな感じです。これを1ページ目から揃えなおすと思うと、一度「五線の間隔」で均等にしてから再度手直ししたほうがはかどるのかもしれませんね。今回は、空いている段を非表示にして、浮いたスペースを松葉やスラー、駆け上がりの重なるパートへ回すのと、1パートの div. や 1回目・2回目で異なるフレーズを演奏する場合、一時的に2段使いするような場合を想定しています。
部分的なdiv.や不要な五線を隠した場合、さらには部分的に五線の大きさを縮小しなければならないときなどに下マージンを揃えたい場合、ある程度、五線間に余裕がある場合は、上記の「垂直方向の衝突の回避」を利用する手もあります。しかし、出版譜レベルの仕上がりを望むなら、現状のFinaleではやはり手動でちまちまと調整するのが確実です。
最上段だけずらすことは可能でしょうか。2段目から下は動かすことができますが、最上段を動かすと、結局全部下にずれてしまいます。また下だけ揃えるのも手間がかかりますね…。
五線メニューの「五線の特性」で1段目に入力した数値を2段目で引いてやればご希望の結果にはなります。図では、1段目を1間分下げ、2段目を1間分上げるという動作を行っています。
もともとテンプレートも目分量で作っていますので、ここは数値で指定すれば、きれいにおさまりますね。
またお世話になります。Mac OS 10.13.6でFinale26.3を使用しています。吹奏楽の楽譜を、倍率200%で表示して編集しています。下5段ぐらいのパーカッションの五線を表示した状態でプレイバックの再生ボタンを押すと、なぜか楽譜が上のフルートからサックスあたりに戻ってしまいます。パーカッションのあたりを表示したままプレイバックさせることはできるのでしょうか?
ページモードですと、常に上部を表示していますが、スクロールモードなら、スコアの下を表示しながら演奏を聴くことができます。
Hirokiさんの回答が完璧なので、もはや室長の出る幕はないのですが、Finaleではページ表示ではプレイバック中はつねに最上部からしか表示されない仕様になっているようです。音の確認が目的であれば、Hirokiさんのおっしゃるとおり、スクロール表示で問題ありませんよね?
ページ表示の仕様なんですね。スクロール表示とは全く思いつきもしませんでした。「前はできてたのにな」とは思っていましたが、思い返せば、最近は以前よりもページ表示で編集することが多くなった気がします。いつも基本的なことの質問ばかりですみません。
ソプラノ、アルト、ピアノ伴奏がある譜面からアルトパートを削除したいです。やり方を教えてくださいませ。
もちろん FINALE で書いてますよね。五線紙 楽器の配置についてsop saxalt saxpiano 大譜表もしかすると sop sax alt sax一つの パート にまさか 2声 『同じレイヤー』で書いてるでは ないですか?こうなると 分けるのは困難かな?別レイヤー 別楽器 でしたら この様な 質問しないですよね。alt sax全編 下パートでしたら和音の分散 で出来ちゃいますよね。書いて有る 状況によって 回答が異なると 思います。
yossy です。win8.1 Finale2012お世話になります。あるパートの 3拍目 4拍目だけが再生されないのですが、解消法 解決法 等 ございますでしょうか?バグだと考えFinale 2012 再インストールしてみましたが解決に至っておりません。この現象 解決法 ご存じの方ご教授 よろしくお願いいたします。
通常、そういうことは考えられないのですが、そのプレイバックされない部分の楽譜のスクリーンショットを貼り付けていただけませんか?
Win10 Finale26合唱の編曲で、稀にバリトンがバスより低い音になっている場合があります。これをレイヤーを使った楽譜で表現する場合、同拍の音符は符尾が交差し見づらくなります。手動でずらしますが、どうずらすのが正しいのか分かりません。レイヤー2の音符を右にずらすのか左にずらすのか、どうなんでしょうか。付点の場合はさらにややこしくなります。よろしくお願いします。
声部が交叉する場合の配置については、付点の配置も含め、ある程度決まりがあります。ただ、付点付きだったり、旗付きだったり、またそれが片方だけだったりといろいろな状況が考えられ、単純ではありません。結論を言うと、読み手にそれが同拍であることを認識させるために、なるべくスペースを取らない配置にするというのが正解です。譜例はあくまで一例で、実際の楽譜を見れば他の配置もありますが、おそらくこの配置が一番省スペースですんでいるはずです。
譜例をご覧ください。a.は個々の配置は最適ですが、結果的に下声部が右になったり左になったりしています。b.はいっそのこと下声部はすべて右に持って来たものです。この場合、どちらが正しくてどちらが誤りというものではありません。室長なら流れを重視してb.の配置にしますね。結局のところ、どう配置するかは総合的な判断ということになります。最終的には浄書家のセンスということになりますかね。
ありがとうございます。一律に下声部を右にずらすとかではなく、上声部も見ながら同拍を意識して調整すればいいのですね。今後もよろしくお願いします。
こんにちは。Finale ver.25において、いわゆる「一段一小節法」を用いて、より正確な「段ごと」のスペーシングを追い求めているのですが、先日、この段を浄書している途中、原因不明な一小節内でのスペーシングの歪みに遭遇してしまいました。自分としては、自動で付与されたAの14連符のスペースがちょうどよく、これを採用したいところなのですが、なぜか左端から四分音符四拍目までの上部下部のスペーシングが歪んでしまいました。ここで不可解なのが、段の右端から四拍目までのスペーシングは正しいのに、左から四拍目までのスペーシングが部分的に歪むという点です。
(続き) 察するに、Fibonacciスペーシングと「音符と臨時記号を避ける」と14連符のようなイレギュラーな連符の化学反応(?)によりこの歪みが生じたのかもしれないのですが、そのあたりを熟知しておらず、どなたかこの歪みの原因を予想できるか、と思い質問させていただきました。ちなみに、一段一小節法を用いていくつか他の例も浄書したことがあるのですが、基本的にこのような「一小節内での非整合性」に出くわしたのは初めてで、頭打ちな状態です。また別の視点からですが、@の状態から、14連符部分のみを部分的に任意に広げて他も均等に縮めるような裏技があれば、是非教えていただけないでしょうか。どうぞよろしくお願いいたします。
まず、Finaleの設定とその振る舞いについて整理をしておきます。ご存じのとおり、Finaleのスペーシングのデフォルト設定では、@のように、衝突回避のためのスペースが小節内の他の部分にしわ寄せを起こし、結果的に、同じ段内の他の小節の同じ音価とスペーシングが異なる状況が発生します。このいびつな状況を回避するには「衝突を避ける項目」のチェックをすべて外した状態でスペーシングをかけるしかないのですが、そうすれば、Aのように衝突の回避も行われなくなります。(この設定にすれば「一段一小節法」を行わなくても同じ効果を得られます)細かい音価の衝突を回避するには、「スペーシング方式」の部分で、「比率係数」を1に近づけてみてください。ただ、この設定は曲全体に影響するので、普段は「自動スペーシング」をオフにし、そのようなシチュエーションが発生した段にのみ、ローカルに適用するのが賢明でしょう。なお、この方法では臨時記号の衝突なども回避されないので、別の手段でスペースを確保する必要があります。
さて、カバレフスキさんのAの譜例の症状ですが、こちらで同じ設定にしても発生しませんでした(譜例)。その譜例は12/4拍子で書かれているのだと思いますが、同じ状態の9拍目以降では発生していないのも不思議です。Finaleは細かな連符がある小節で、稀にイレギュラーなスペーシングになったりすることがあるのは事実です。(そこだけ音価比率のスペーシングになったりとか)もしかしたら運悪くそういうケースにはまってしまったのかもしれません。というわけで、このケースに限っていえば、上記の説明のとおり、この段のみ「比率係数」を調整してスペーシングをしてみてはいかがでしょうか。
比例係数がミソだったのですね。つまり、この例においては、「14連符をどれくらい広げたいか」という個々の感覚・要望に基づいて比例係数をだんだん1に近づけていってみる、という解釈でよろしいでしょうか。ちなみに、室長様の作っていただいた同じ譜例ですが、こちらはスペーシング時の比例係数はおいくつぐらいでしたでしょうか?また、画像を見てすぐに気が付いたのですが、4拍目右手のシ-レは、その前と比べると1mm狭くなっていますね。ということは、これが自動スペーシングの限界であり、より緻密なスペーシング整合性を目指すのなら、それを一ミリ手作業で右にずらすなどという行為が必ず必要なのでしょうか。スペーシングを極めることはこんなに大変なことなんだと、今更ながら痛感しております。
先ほどのレスで書き忘れましたが、タイトルにもあるように、「一小節内であってもスペーシングが歪むこともある」ということに本件では一番驚きました。というのも、一小節内で書くと、すべてデフォルトの状態(衝突を避ける項目は音符と臨時記号、Fibonacci比例係数もデフォルトの黄金比)であっても、正しくスペーシングしてくれるのです。(画像参照)というわけで、複雑な場所は全部一段一小節法を採用してしまえば解決!とぬか喜びしていたところ、本ケースに当たってしまい、「やはり一小節内でも歪むケースがあるのか・・」と残念な気持ちになりました。
>つまり、この例においては、「14連符をどれくらい広げたいか」という個々の感覚・要望に基づいて比例係数をだんだん1に近づけていってみる、>という解釈でよろしいでしょうか。そういうことです。>ちなみに、室長様の作っていただいた同じ譜例ですが、こちらはスペーシング時の比例係数はおいくつぐらいでしたでしょうか?譜例は1.4にしたものですが、この値はその直上の「基準値」の値によっても、さらに全体の詰まり具合によっても変化するので、これといった適正値というものはありません。トライ&エラーで希望する状態に調節するしかないと思います。>4拍目右手のシ-レは、その前と比べると1mm狭くなっていますね。スペーシング的にはそれで問題ありません。その直前の8分音符は他の声部の細かな音価の影響で広げられているわけですから(譜例)。
上のほうにも書きましたが、「衝突を避ける項目」のチェックをすべて外した状態でスペーシングをかけると、わざわざ「一段一小節法」を採らなくとも同様の効果を得ることができます。カバレフスキさんのあの妙なスペーシングは室長の環境では再現できませんでしたし、何か、他の要因によるものだと考えられます。ただし、「衝突を避ける項目」のチェックをすべて外す方法はエレメントの衝突を回避できないという致命的な欠点を抱えているので、そこは自力で調整して解決しなければならず、手間という点では他人にお勧めできる方法ではありませんが。
公式からFinale 27に関する情報が発表されました。https://www.finalemusic.com/blog/finale-v27-is-coming-soon/ただ、このアナウンスの新機能項目を見る限りでは不安要素しかありません。コロナは開発にも多少なりに影響はあったでしょうが、約2年半のブランクを経て満を持してのバージョンアップに、これといった目玉が見当たりません。(SMuFLのサポートといっても、ほとんどのユーザーからすれば「何それ?」でしょうし)まあ、多くのユーザーが望んでいる自動衝突回避機能などは、競合ソフトではとうに実現していることなので、いまさら声高に自慢できないという事情はあるのでしょうけど、>to efficiently create easy-to-read notation for performers.という部分に含みを持たせているのかもしれません。さて、今後アップデートされた項目を小出しに紹介するようですから、しばし注目ですね。この相談室でも、いろいろと議論をしてもよいと思います。
スパム投稿を削除する際に、誤ってログファイルを削除してしまい、バックアップから復元させたのですが、27日朝までのログしか残っていなくて、ななしのごんべさんの27日以降の投稿が復元できませんでした。申し訳ありません。
ななしのごんべさんの投稿に対して記憶を頼りにコメントさせていただくと……>Maestro Percussionなどにある微分音臨時記号などをSMuFL仕様のMaestroに統合といったことは>v27ではまだできないようです。これはちょっと言葉足らずだったようで、すでにMaestro Percussionが使われている旧ファイルのキャラクタをSMuFL仕様のMaestroに変換する機能はまだ無いという意味でした。とりあえず、無印v27ではSMuFLを使える環境までは整えた、細かなチューナップは今後のアップデートまたはバージョンアップでということでしょうね。
すみません、ななしのごんべだとわかりづらかったですね。というわけで名前入れてみました。えーと、自分でも何を書いたかいまいち覚えていないのですが(笑フォント付加情報を原点、ベースラインが反映されない部分を含めて修正して欲しいと書いたような気がします。修正するには絶好のタイミングだと思いますが、64bit化でスパゲッティーコードを修正しなかった前例があるので期待薄ですかねぇ…。そういえばKousakuはSMuFL版を作成するんですかね。SMuFL規格でフォントを作成するのは結構面倒くさいので、ローカライズに加えてとなるとリリースに時間かかりそうな気がします。
ななしのごんべさん改め、ねこさん、せっかくの投稿を紛失させてしまい、申し訳ありませんでした。SMuFLには、Finaleにあったフォント付加情報よりもっと細かな情報を持てるはずですが、そのあたりをどこまで反映できているかは大変興味があります。ただ、いつものごとく、あまり過大な期待を抱くと肩すかしを食らってしまうことが多いので、ここは生暖かく見守ることにしましょう(笑)。>そういえばKousakuはSMuFL版を作成するんですかね。どうなんでしょうね。このあたりの話題は藪蛇になりそうなので……(苦笑)。さて、今週はプレイバックの新機能の話になるはずですが、現在、サードパーティからNote Performerという強力なプレイバックサポーターが出ている状況で、それを凌駕するプレイバックでも行ってくれるのでしょうか。微分音をプレイバックしてくれるようになるとか……。
てっきりHuman Playbackがメチャクチャ強力になるのかと勝手に期待していましたが、その部分ではなく、その手前の楽器のアサインの部分でしたね。まあ、確かにスコアを新規作成したときに、期待通りの楽器に割り当てられなくて調整し直すといったシーンがなくなればありがたいです。サードパーティーの音源を使用した場合はどうなのかも気になります。とくに面倒な打楽器の割り当てが、記譜と絡めてどう改善されているのか注目です。
チラ見せ第4弾はMusicXML 4.0への対応ですが、強化項目を見ても、ああそうですかという感じですね。そもそも、他のソフトとのファイルのやりとりをしない人にとってはほとんど関係ない機能ですし。これまでのチラ見せの内容を見る限りでは、これならアップデートしてもいいという目玉に欠けるのですが、5番目の項目「品質向上のためのアップデートとバグ修正」に期待するしかありません。
英語版のリリース直前に最後の項目の紹介がありました。https://www.finalemusic.com/blog/bug-fixes-in-finale-v27/いろいろと言い訳じみたことが書かれていますが、結局、今回のv27では枝葉末節的なバグフィックスに対応するのが精一杯だったようで、楽譜エレメントの自動衝突回避という、ユーザーが渇望している機能については先送りされた模様です。実際に操作してみないと何とも言えませんが、そのあたりがアナウンスもなしにしれっと改善されているとも思えないので、残念としか言いようがありません。次のメジャーバージョンアップは2年後でしょうか?それまでFinaleユーザーを繋ぎ止めることができるでしょうか。
> The inoperative Collate checkbox has been removed from the Windows Print dialog box.こんなのをわざわざ書くレベルで、なんにも変えられなかったってことなんでしょうね。コロナ禍のことを考慮に入れてもあんまりだと思います。もっとも、Finaleは「オーナーすら全体像が把握できてない巨大違法建築」みたいなもので、見通しを良くするためには一度ぶっ壊して作り直すしかないわけですが、それができる体力がMakeMusic社にあるとも、やったところで競合他社に流れたユーザーが戻ってくるとも、到底思えないのが正直なところです。私の周りでも、浄書家やクラシック寄りの作曲家など、ニッチな部分の使い勝手でどうしてもFinaleでないとまずい人を除き、新規ユーザー伸び悩みと既存ユーザー流出が止まらない実感があります。かくいう自分も、一部の特殊な用途の楽譜以外、もっぱらDoricoで書くようになってしまいましたし。正直、カスタマイズ性や、記譜・浄書スタイルの多様性の保証という意味では満足していないのですが、タイトめなスペーシングをした際のデフォルト出力のきれいさ(マトモさ?)が圧倒的なので…。
先のコメントはかなり抑制的に書いたつもりでしたが、本音としてはタイトルのとおりです(笑)。何が残念かって、楽譜ソフトとしての根幹であるはずの記譜部分に関する改善がゼロ回答に等しいことです。SMuFLにしても、あの書きぶりからすると、とりあえず対応しただけで、SMuFLの特性を活かした改良はなされていないと思われます。とりわけMacユーザーからすればあのバグフィックスの項目はほとんど関係ないわけで、多くのユーザーは今回のバージョンアップは見送るのではないでしょうか。>ニッチな部分の使い勝手でどうしてもFinaleでないとまずい人を除き、>新規ユーザー伸び悩みと既存ユーザー流出が止まらない実感があります。御意。急にシステムを変えられない楽譜出版業界や、新しいソフトへの鞍替えが億劫なシルバー世代などは当面Finaleを使うでしょうが、「お勧めの楽譜作成ソフトは?」と学生などに聞かれたときに、もはやFinaleは勧められなくなりました。
まだ現物をゲットしたわけではありませんが、v27のマニュアルが公開されているので、それをチェックすることでいろいろなことが見えてきます。楽譜の共有機能ですが、ファイルメニューから"Share"を選択すると、いきなりログイン画面が現れ、SmartMusicのアカウントを取得しなければ利用できない仕組みのようです。https://usermanuals.finalemusic.com/FinaleMac/Content/Finale/IDD_SHARE_LOGIN.htmこれ、少なくともSmartMusicを利用しない日本語版ユーザーには関係ないですね。SMuFLですが、今のところ、v27が用意したSMuFL対応デフォルトファイルから新規作成した場合のみで利用可能で、旧来のファイルをSMuFL仕様にコンバートすることはできないようです。まあ、そのうち対応するのでしょうけど。https://usermanuals.finalemusic.com/FinaleMac/Content/Finale/warn-default-music-font-error.htmSMuFLと非SMuFLとのコンバートはMusicXMLを介せと書かれていますね。予想したとおりですが。2つの楽譜を並べてコピペをしたらどうなるのかなど、ちょっと試してみたいですが。
ネット検索で随分調べてみたのですが解決しなかったため、こちらでお世話になります。1番2番で歌詞の文字数が異なる場合の2番以降の歌詞入力方法がわかりません。最初に1番メロ→レイヤー1、2番で異なる部分のみ→レイヤー2に割り振ってメロディ譜を作成しました。1番の歌詞はレイヤー1に割り振られるので普通に入力できるのですが、レイヤー2に割り振ったメロディは認識せず、1番のメロディのところにしか歌詞を入力することができません。画像の黒丸で囲っている部分などです。このような場合の解決方法をご教授いただけませんか。どうぞよろしくお願い致します。
Windows10 Finale26 を使用しています。表題の件ですが昨年ノートパフォーマー3を購入し ました。音源は反映されるのですがアーティキレーションが反映されずにいます。何回か再インストールを行ってもダメで、Windowsのアカウント名で漢字を使っていると引っかかる場合があると情報を見たのでそれも行ったのですがダメでした。本来であれば張り付けた画像のPlaybackの一覧に「Note performer」があるはずなのですがここに無いので恐らくアーティキレーションのプレイバックが反映されないのかなと思っています。色々調べたのですが核となる修正方法が見つからなかった為もしご存じであればご教授頂けたらと思います。
プレイバックの設定は、ユーザー各自で持っている設定ファイルに格納されているようです。具体的には、[環境設定]ダイアログボックス内の[フォルダ]という項目を見ていただいて、「各種設定ファイル」として設定されているフォルダをエクスプローラで開きます。開いたフォルダ内に、preferences.humanplayback.xmlという名前のファイルがあるはずで、それが読んで字の如くHumanPlaybackの設定になります。そこには、Garritan等他の音源に関する設定もすべて含まれているため、ファイル自体は確実にあるはずです。それを適当なテキストエディタで開き、「NotePerfomer」という文字が含まれるか調べていただき、もし含まれていなければ、NotePerformerのインストール時に行われる設定が正しく行われていないということになります。なお、preferences.humanplayback.xml.npbuckupというファイルも、名前的にNotePerformerが自動的に作成してくれるバックアップファイルだと思うので、このファイルがちゃんとあるかどうかも、NotePerformerが正常に動いているかの目安になると思います。
ファイルが存在してNotePerfomer用の設定が含まれているのにFinaleの方に出てこないとか、あるいはファイル自体が存在しない場合には、Finale内で何かおかしなことが起きている可能性があるので、Finale側のメーカーサポートに訊いてみることをおすすめします。ファイルが存在しているのにNotePerformer用の設定が入っていない場合、まずはNotePerformerをアンインストール→再インストールしてみてください。(Finale自体を再インストールされたとのことなので、もし設定されていてもその際に消えてしまっていると思います)それでも駄目なら、一応NotePerformer側にプレイバック設定ファイルが添付されているので、そこから起こすこともできなくはないですが、結構ややこしいと思うので、NotePerformer側のサポートに聞きながらやってみると良いのではないかと思います。(preferences.humanplayback.xmlの内容を書き換えることになるので、もともとあったファイルは別名で保存する等してバックアップしておいてください。)
つのふえ様>ご助言、アドバイスありがとうございます。今確認をしてみましたが恐らくつのふえ様がご教授して下さった箇所かな?というような所を見つけてスクショを取ったのですがこちらの事をおっしゃって下さっていたのでしょうか?
つのふえさん、詳細な説明ありがとうございます。さて、夜桜さんのアップしていただいた設定ファイルの中身を見る限りでは、HPの奏法の設定にはちゃんと組み込まれているようですね。しかし、Finale本体には表示されないと……。ふと気になったことですが、その開いているファイルのパスは、環境設定の「各種設定ファイル:」のバス名と合致していますか?Finaleのバージョンを複数インストールしている場合、それぞれのバージョンのパスが存在し、preferences.humanplayback.xmlもそれぞれのパス下に存在します。再度ご確認ください。
室長様>ご返信ありとうございます。確かに自分のFinale26は 元々持っているFinale2012のソフトをDLでアップデートさせて26にしていますので12と26が存在していることになるのでしょうか...?またファイルのパス名は一致しておりましたが、自分がプログラムなど突っ込んだ所まで見るのが初めてのため、もしかすると分かっていない可能性もあります....プログラムをザっと下まで見ましたが前回の自分の画像の文字反転部から下に「Note Performer」の音源設定があり、そこから下はガリタンや他の音源の設定等のみでした... 画像はひとまず一番下の部分をスクショを撮って貼ってみました.
Finale 2012の情報が残っているとすれば、パスの途中の"Finale"の部分が"Finale 2012"となっているはずです。(Mac使いの室長は実際に検証できないので、Windows版のオンラインマニュアルで確認したものですが)ただ、2012はNote performerには対応していないので、そのパス下のファイルには関係ないはずです。それ以上は、Note performerをインストールしていない室長の環境では検証のしようがありません。やはり、メーカーにお問い合わせいただくのが賢明かと。
アーティキレーションが反映されない件、メーカーさんとメールで色々お聞きして解決いたしました。長文になりましたので2投稿に分けさせていただきます。解決方法としてメーカーさん側からも言われましたのが、【Windowsのアカウントを別名で追加してそちらでFinaleを起動をする】でした。Noteperformerがアーティキレーション含め正常に反映されました。原因は、ユーザーファイルに「漢字」が使用されている事でした。これにより音源がキチンと反映されていなかったようです。自分の場合、ローカルディスクC⇒ユーザー⇒〇〇〇〇 と漢字明記の本名のフォルダの中にパフォーマーのフォルダ等入っておりまして、大元のアカウント名を変えただけではダメな様です。(このフォルダの名前変更法もあったのですが凄く長かったので割愛致します)
添付している画像の¥と¥の間の切り取っている部分は元々自分の本名が「漢字」で入っていましたが別アカウントを最初からローマ字で作成した事により、 アーティキレーションも音源も反映され、使用する事が出来ました。説明が非常に苦手なので文章が読みづらいかもしれませんが、一応今回の流れはこの様な流れで修正を行いました。(パソコン詳しい方はもっと効率の良いやり方もご存じかも知れませんが自分は弱いので...)長文失礼いたしました。改めまして室長様はじめ、 ご相談に乗って下さった方々もありがとうございました。
メーカーが対処法を知っていたということは、同じ症状の事例が既にあったのでしょうね。Finaleでは、ファイルのパスに漢字(正確には2バイト文字)が含まれると正しく処理ができなくなるというケースが多々ありました(Mac版でも)。このあたりの問題は、最近のバージョンではほぼ解消されているはずなのですが、時々ゾンビのように蘇るようで、根本的な部分が改善されていない証左です。何はともあれ、問題が解決できて良かったです。また、そのご報告に感謝いたします。同じ症状に見舞われた方のよすがとなるでしょう。
昨日の報告でクローズドにしようと思っていたのですが、ずっと使っている方のアカウントでNote Performerが普通に使用できるようになったので、追伸として残しておきます。Human Playbackの環境設定-各種設定ファイル のフォルダの部分の名称を直接英語に打ち直して適応を押し、再度確認するとHumanPlaybackの中にNote Performer出現しました。ただ、ココに昨日書きこませて頂いたアカウント名と同じ名称で打って反映されたので もしかするとどのみち別アカウントが必要なのかもしれません。作らずに反映されるならよっぽどこの方法の方が楽なので、この方法で解決できるかもしれませんので、ここに残させていただきます。 昨日からの連投失礼いたしました。
MacOS 11.3Finale 26.3.1いつも参考にさせていただいております。ピアノの大譜表で和音の構成音の一部のみ五線をまたがせたいのですが、効率のよい入力方法がありましたらご教示いただきたく存じます。(2008〜10年版バイブルは持っているのですが、同様の事例が発見できず,また、掲示板内で同様の質問に回答されておりましたら恐縮です)
あらかじめ、音符移動ツールを選択した際に出てくる音符移動メニューから「五線をまたぐ」を選択しておいてください。音符移動ツールを選択し、元の音符のある五線をクリックすると、個々の符頭にハンドルが表示されます。移動させたい符頭のハンドルを選択して(複数選択も可)、移動したい五線にドラッグすれば完了です。>2008〜10年版バイブルは持っているのですが、同様の事例が発見できず項目の増大に伴い、項目数の整理が必要となり、Finaleに標準で用意されている機能については割愛する方向になりまして、掲載されていないのです。ご了承くださいませ。
迅速なお返事どうもありがとうございました!まさかの標準機能にありましたか…。盲点でした。本体のヘルプで検索しても、TGツールの方しか出てこなくてドツボにハマっておりました。助かりました!バイブルはまさに私にとってもバイブルで購入から10年以上経って、装丁がバラバラになっても手放せません。これからも愛用させていただきます。