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Finale よろず相談室
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お世話になっております、復旧感謝です。環境:windows10 / finale現状最新(27.1)です。変化記号のオクターブ位置の変更をどう試してみても反映させることができません。ト音記号の2オクターブ上げ譜表(ピッコロ等の、ト音記号上に15が付いたもの)を作成したく、画像の通り・"音部記号の設計"で記号とステップの調整をし(ここまでは結果に反映されています)、変化記号のオクターブ位置・音部記号 → 音部記号一覧を 0-17 に置き換えたもの→画像の例では0・ユニット → 画像の通り#2つなら、ユニット2・オクターブ → 通常のト音記号より2Oct上げたいので、3としても調号位置に何も変化が起きません。変更する音部記号・調号を違う所にしてみたり、smful・非smufulにしたりと試してみたのですがオクターブ変化の設定は一切反映されません。根本的にどこか理解が間違っているのでしょうか…?ご教授いただけましたら幸いです、何卒よろしくお願いいたします。
調号のオクターブ位置の調整に「特殊な調号」に行き着くとは、なかなかの手練れとお見受けします。結論から申し上げますと、そこの調号のオクターブ位置の調整機能はかなり以前から機能していないようです。20世紀の頃の初期のFinaleでは調号の配置をカスタマイズできていたのですが、どうやら2000年代の初期のバージョンから機能しなくなったようです。Finaleあるあるで、ほとんど誰も使わない機能は、廃墟同然でろくにメンテが行われていないというやつですね。(そもそもそこの音部記号のIDが「0」から始まるなど、いかにもプログラマー的発想だし)というわけで、15ma表記の音部記号は通常の設定をしておき、スコア・マネージャーの移調指定で調整するしかなさそうです。
早速の返信ありがとうございます!なんと…機能していないとは!さすがfinale…15年程使っていますが、特殊調号はたまにトライするものの上手くいかず、いつかしっかり向き合ってみようと保留していたのですが、まさか効かないとは。曲の途中で適用したい場合も音部記号での移高は諦めて、楽器の変更で処理するしかないですね。すっきりしました(それで良いのかfinale…)、ありがとうございました。
これ、SMuFLも扱えるようになれば多様な音部記号にも対応しなければならず、その機能不全の部分もあぶり出されてくるわけですが、MMはどう対応するのでしょうかね。それと、あの特殊な調号の設定はいかにもプログラマーが付け焼き刃的に用意したインターフェイスと言え、初期のバージョンからほとんど変わらず、非常にわかりにくいです。わかりにくいから誰も使いたがらない→誰も改善を望まない→開発側も放置状態の悪循環です。これを機に改善してくれるかな……望み薄ですが。
室長様復旧お喜び申し上げます。これからも宜しく御指南お願いいたします。ぴて様私も以前、同病でグロッケンシュピール15ma記譜など悶々しておりました。当板で室長様からもご診断いただき、現在以下の方法を使っています。スコアマネージャー上でオクターヴ指定は機能しませんが「特殊な調号」で調号のオクターヴ指定が機能するためです。迂遠な手順ですがご参考にでもと思いまして御笑覧ください。
スコアマネージャーでの設定は諦めデフォルトの「移調楽器」「なし」。音部記号を使用する五線、小節を選択して「特殊な調号」を選択。「規則的な調体系」2 を選択( 0 は dur、1 は moll デフォルト固定で触れず、表示上 以下の数値は動かせますが死んでます)。「主音」で変化記号の数を選択(この例は Adur なので +3 、♭系なら ー)すると、「主音の指定」が決定(この例は Aで 5 、何とまあCが 1 でなく 0 )。「オクターブ」で「音部記号」の番号を選択(この例は 15 、私はデフォルト 1番を 変えたくなく 15maト音記号を 15番に作成しています)。「ユニット」で各変化記号♯を正しく中央 Cから 3 オクターヴ上に設定。この「ユニット」はマニュアル記載の "調号[群]" を示さず(そうであればこの例は Adur を意味する「ユニット」3 のみ指定すれば良いはずですが)、As Es B Fis Cis Gis Dis …を-3 -2 -1 1 2 3 4 …とそれぞれ一つの調号のみを示すようです。ゆえにこの場合は Fis Cis Gis「ユニット」1 2 3 それぞれに 3 オクターヴ指定します。
これで曲の途中からでも問題なく反応します。ただ、移調や異名同音、楽器間のコピペなどFinale の調性判断が利かず、不整合はそのつど手動調整になります。また PBではオクターヴ移動されず、こちらを重視する場合はスコアマネージャーに頼ることになります。
室長様 ぴて様皆様スレッドに貼らず単投稿になってしましました。お詫びします。また Finale2014d Windows10です。
tongzhiさん、なんだか大変なことになっているようですが、(コメントはつなぎ直しました)通常のト音記号と同じ設定の音部記号を空いたところに作り、スコア・マネージャーで移調設定をグロッケンと同じ2オクターブ下げにしておけば問題なくできませんか?楽器間のコピペもそれで特に問題ないと思いますが。この設定でプレイバックさせたものです。https://www.dropbox.com/s/ciino3yyz8g9t0e/3Clefs.mp4
室長様仰しゃる設定で、プレイバックに関しては正しい音域で発音されますが、譜面づらはぴてさんと同症状で、調整記号ははるか下に付いてしまうのです。何とかならないかと試行錯誤で上に揚げたごり押しにたどり着いています。とはいえ余程凝り固まって書きたいもの以外、普段は15maを使わず済ましています。
結果的に同じ表記になるのに、なぜスコア・マネージャーの移調設定を利用せずに、壊れている「特殊な調性」にこだわるのですか? ということです。
tongzhiさま 室長さまtongzhiさま横からありがとうございます!!・規則的な調体系で2以降を選ぶ(と機能するとは…・(Adurなら)3つの#それぞれに同じオクターブ設定が必要という衝撃的なヒントにより解決したかもしれません。これに加え、スコアマネージャの移調設定をいじるのではなく ファイル別オプション > 音部記号 > 音部記号の設定で、該当の音部記号に対して2オクターブ下げ設定(画像参照)をしてしまえばもしかしてこれでバッチリではないですか??時間なくしっかりチェックできていませんが、一見完遂したように見受けられます。
プレイバックにも適用されており問題なさそうです。