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Finale よろず相談室
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公式からFinale 27に関する情報が発表されました。https://www.finalemusic.com/blog/finale-v27-is-coming-soon/ただ、このアナウンスの新機能項目を見る限りでは不安要素しかありません。コロナは開発にも多少なりに影響はあったでしょうが、約2年半のブランクを経て満を持してのバージョンアップに、これといった目玉が見当たりません。(SMuFLのサポートといっても、ほとんどのユーザーからすれば「何それ?」でしょうし)まあ、多くのユーザーが望んでいる自動衝突回避機能などは、競合ソフトではとうに実現していることなので、いまさら声高に自慢できないという事情はあるのでしょうけど、>to efficiently create easy-to-read notation for performers.という部分に含みを持たせているのかもしれません。さて、今後アップデートされた項目を小出しに紹介するようですから、しばし注目ですね。この相談室でも、いろいろと議論をしてもよいと思います。
ずーっと2012を使っているので、そろそろお布施を出しても良いかなと思ってました。どんな出来栄えなのか楽しみです。
本家のブログでv27の最新機能のチラ見せが始まりました。https://www.finalemusic.com/blog/share-your-way/どうやら、最初のアナウンスに掲げていた5項目を順次紹介するという段取りでしょうか。その第1弾はFinaleファイルの共有機能の話ですが、MMが開発しているマイナスワンソフトSmartMusicとの連携が主な目的のようで、SmartMusicが使われていない日本のユーザーにとっては、あまり関心のない機能です。個人的には最後の項目の"Quality-of-life updates and bug fixes"に注目ですが……。
室長さんの仰るとおり大半のユーザーに恩恵はなさそうですが、個人的にはSMuFLのサポートはありがたいですね。どの程度サポートされるのかという点で不安は残りますが、流石に全休符やアルペジオの波線でSMuFLのライブラリを使用できると思いたいですね。
v27でMaestroはSMuFL仕様になるようですが、今後、SMuFLを使ったファイルを古いバージョンで読み込んだ場合どうなるのかなど、気になることも多いです。(MusicXMLを介せということになりそうな予感)どうやら、現地の火曜日ごとに新情報を出す感じなので、次の更新は日本時間の26日でしょうか。順番からすればSMuFLの番ですね。続報を待ちましょう。
予定通り、来ました。MMの狙いの一つは、SMuFL仕様のDoricoファイルの取り込みでしょうね。以前よりMMはMusicXLMでのSMuFLの扱いを強化していましたから。ただ、従来の音楽記号フォントをSMuFL仕様のフォントにコンバートする機能は将来のバージョンアップで対応予定とあるので、Maestro Percussionなどにある微分音臨時記号などをSMuFL仕様のMaestroに統合といったことはv27ではまだできないようです。個人的には、和音に付く臨時記号の配置の最適化などに期待したいところですが、今回はそこまで手は回っていないだろうな……。
スパム投稿を削除する際に、誤ってログファイルを削除してしまい、バックアップから復元させたのですが、27日朝までのログしか残っていなくて、ななしのごんべさんの27日以降の投稿が復元できませんでした。申し訳ありません。
ななしのごんべさんの投稿に対して記憶を頼りにコメントさせていただくと……>Maestro Percussionなどにある微分音臨時記号などをSMuFL仕様のMaestroに統合といったことは>v27ではまだできないようです。これはちょっと言葉足らずだったようで、すでにMaestro Percussionが使われている旧ファイルのキャラクタをSMuFL仕様のMaestroに変換する機能はまだ無いという意味でした。とりあえず、無印v27ではSMuFLを使える環境までは整えた、細かなチューナップは今後のアップデートまたはバージョンアップでということでしょうね。
すみません、ななしのごんべだとわかりづらかったですね。というわけで名前入れてみました。えーと、自分でも何を書いたかいまいち覚えていないのですが(笑フォント付加情報を原点、ベースラインが反映されない部分を含めて修正して欲しいと書いたような気がします。修正するには絶好のタイミングだと思いますが、64bit化でスパゲッティーコードを修正しなかった前例があるので期待薄ですかねぇ…。そういえばKousakuはSMuFL版を作成するんですかね。SMuFL規格でフォントを作成するのは結構面倒くさいので、ローカライズに加えてとなるとリリースに時間かかりそうな気がします。
ななしのごんべさん改め、ねこさん、せっかくの投稿を紛失させてしまい、申し訳ありませんでした。SMuFLには、Finaleにあったフォント付加情報よりもっと細かな情報を持てるはずですが、そのあたりをどこまで反映できているかは大変興味があります。ただ、いつものごとく、あまり過大な期待を抱くと肩すかしを食らってしまうことが多いので、ここは生暖かく見守ることにしましょう(笑)。>そういえばKousakuはSMuFL版を作成するんですかね。どうなんでしょうね。このあたりの話題は藪蛇になりそうなので……(苦笑)。さて、今週はプレイバックの新機能の話になるはずですが、現在、サードパーティからNote Performerという強力なプレイバックサポーターが出ている状況で、それを凌駕するプレイバックでも行ってくれるのでしょうか。微分音をプレイバックしてくれるようになるとか……。
てっきりHuman Playbackがメチャクチャ強力になるのかと勝手に期待していましたが、その部分ではなく、その手前の楽器のアサインの部分でしたね。まあ、確かにスコアを新規作成したときに、期待通りの楽器に割り当てられなくて調整し直すといったシーンがなくなればありがたいです。サードパーティーの音源を使用した場合はどうなのかも気になります。とくに面倒な打楽器の割り当てが、記譜と絡めてどう改善されているのか注目です。
チラ見せ第4弾はMusicXML 4.0への対応ですが、強化項目を見ても、ああそうですかという感じですね。そもそも、他のソフトとのファイルのやりとりをしない人にとってはほとんど関係ない機能ですし。これまでのチラ見せの内容を見る限りでは、これならアップデートしてもいいという目玉に欠けるのですが、5番目の項目「品質向上のためのアップデートとバグ修正」に期待するしかありません。
英語版のリリース直前に最後の項目の紹介がありました。https://www.finalemusic.com/blog/bug-fixes-in-finale-v27/いろいろと言い訳じみたことが書かれていますが、結局、今回のv27では枝葉末節的なバグフィックスに対応するのが精一杯だったようで、楽譜エレメントの自動衝突回避という、ユーザーが渇望している機能については先送りされた模様です。実際に操作してみないと何とも言えませんが、そのあたりがアナウンスもなしにしれっと改善されているとも思えないので、残念としか言いようがありません。次のメジャーバージョンアップは2年後でしょうか?それまでFinaleユーザーを繋ぎ止めることができるでしょうか。
> The inoperative Collate checkbox has been removed from the Windows Print dialog box.こんなのをわざわざ書くレベルで、なんにも変えられなかったってことなんでしょうね。コロナ禍のことを考慮に入れてもあんまりだと思います。もっとも、Finaleは「オーナーすら全体像が把握できてない巨大違法建築」みたいなもので、見通しを良くするためには一度ぶっ壊して作り直すしかないわけですが、それができる体力がMakeMusic社にあるとも、やったところで競合他社に流れたユーザーが戻ってくるとも、到底思えないのが正直なところです。私の周りでも、浄書家やクラシック寄りの作曲家など、ニッチな部分の使い勝手でどうしてもFinaleでないとまずい人を除き、新規ユーザー伸び悩みと既存ユーザー流出が止まらない実感があります。かくいう自分も、一部の特殊な用途の楽譜以外、もっぱらDoricoで書くようになってしまいましたし。正直、カスタマイズ性や、記譜・浄書スタイルの多様性の保証という意味では満足していないのですが、タイトめなスペーシングをした際のデフォルト出力のきれいさ(マトモさ?)が圧倒的なので…。
先のコメントはかなり抑制的に書いたつもりでしたが、本音としてはタイトルのとおりです(笑)。何が残念かって、楽譜ソフトとしての根幹であるはずの記譜部分に関する改善がゼロ回答に等しいことです。SMuFLにしても、あの書きぶりからすると、とりあえず対応しただけで、SMuFLの特性を活かした改良はなされていないと思われます。とりわけMacユーザーからすればあのバグフィックスの項目はほとんど関係ないわけで、多くのユーザーは今回のバージョンアップは見送るのではないでしょうか。>ニッチな部分の使い勝手でどうしてもFinaleでないとまずい人を除き、>新規ユーザー伸び悩みと既存ユーザー流出が止まらない実感があります。御意。急にシステムを変えられない楽譜出版業界や、新しいソフトへの鞍替えが億劫なシルバー世代などは当面Finaleを使うでしょうが、「お勧めの楽譜作成ソフトは?」と学生などに聞かれたときに、もはやFinaleは勧められなくなりました。
まだ現物をゲットしたわけではありませんが、v27のマニュアルが公開されているので、それをチェックすることでいろいろなことが見えてきます。楽譜の共有機能ですが、ファイルメニューから"Share"を選択すると、いきなりログイン画面が現れ、SmartMusicのアカウントを取得しなければ利用できない仕組みのようです。https://usermanuals.finalemusic.com/FinaleMac/Content/Finale/IDD_SHARE_LOGIN.htmこれ、少なくともSmartMusicを利用しない日本語版ユーザーには関係ないですね。SMuFLですが、今のところ、v27が用意したSMuFL対応デフォルトファイルから新規作成した場合のみで利用可能で、旧来のファイルをSMuFL仕様にコンバートすることはできないようです。まあ、そのうち対応するのでしょうけど。https://usermanuals.finalemusic.com/FinaleMac/Content/Finale/warn-default-music-font-error.htmSMuFLと非SMuFLとのコンバートはMusicXMLを介せと書かれていますね。予想したとおりですが。2つの楽譜を並べてコピペをしたらどうなるのかなど、ちょっと試してみたいですが。