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Finale よろず相談室
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Finaleとは離れますが、オープンソースでフリーな楽譜作成ソフトウェア「MuseScore」の最新版、Ver. 3.6 がリリースされました。アップデートの主な内容としては、・楽器の自動並べ替えに対応(Finaleでいうスコアマネージャー + 自動グループ。Doricoの「ソロ奏者」のような機能もあるようです)・フォントの追加、刷新 −テキスト向けに「New Century Schoolbook」のオープンソース版「Edwin」(B&H出版譜に見られる) −音楽記号向けに新開発の「Leland」、SMuFL準拠・自動レイアウト(特にページレイアウト周り)の大幅強化 −アンサンブルの規模に合わせてマージン、段間や譜表間のスペースを自動調整MuseScore、進化がすごいですね。Finaleは食われてしまうんじゃないでしょうか(特にレイアウト周りの作業の煩雑さから)。
MuseScoreコミュニティで拾ってきた、ラフマニノフのピアノ協奏曲 第3番(2台ピアノ版)の楽譜を、拾ってきたデータ(旧バージョンで作成された)のレイアウト周りの指示を全部削除し、譜面レイアウトをすべて Ver. 3.6 の自動スペーシングだけに頼った物です。レイアウト以外の情報は全くいじっていません。旧バージョンまでに見られたような破綻はほとんど見られませんね(段を跨いだ音符はやはり苦手なようです)。数年で、しかも全自動でここまで読める譜面になるのは、すごいと思います。しかも、ノンブルや表紙類も全自動です。Finaleは何にもないファイルからテンプレートを作るというのに……作例は私のOneDriveより:https://1drv.ms/b/s!AqjHjhLOM9UkgbxTE88w2sEaZLp3NA?e=VlDUQc
>旧バージョンまでに見られたような破綻はほとんど見られませんね室長はMuseScoreそのものを触ったことがないので、具体的に旧バージョンからどこが改善されているのかは分かりませんが、以前から指摘されている、1段中の基本スペース(他のスペーシングの影響を受けないその音価が持つスペース)はどこを取っても同じでなければならないというスペーシングの大原則は相変わらず守られていないようですね。この譜例では、a、bのスペースはどれも同じでなければなりません。何となく読めればよいというのであれば、これでよいかも知れませんが、プロの浄書レベルではこの雑なスペーシングでは使う気は起こりません。
では、Finaleが完璧かといわれればそうでもなく、デフォルトのスペーシング設定では、込み入った音価が存在すると上記の大原則がいとも簡単に崩れたりします。もっとも、この問題を回避する方法がないわけではないのですが、ちょっと面倒な作業が発生してしまいます。
プロ的な視点で見ると突っこむところはいろいろあるのですが、もちろん、Finaleより優れた処理をしている部分もあります。Finaleもダメダメな部分は枚挙にいとまがありません。あと、ぱっと見、えらく気になったのが譜例の赤枠部分の処理の不統一ですね。この原因は16分音符の音型が上段に所属しているか下段に所属しているかの違いによるものだと睨んでいますが、それにしても、一番右のケースでは、なぜあんな無駄なスペースができるのでしょう。本来、影響が及ばないはずの上声部の旗もスペースに影響しているようだし、なんだかいろいろと設計に問題がありそうです。
上記の処理ですが、MuseScoreで b.のスペーシングになるのはどうやらc.のケースを想定しているのでしょうね。ただ、衝突が発生しない限り、a.のスペーシングでよいわけですが。ちなみに、Finaleでは異なる声部同士の衝突は全く考慮されないので、c.のケースでもa.のスペーシングになってしまい、見事に衝突してしまいます。(譜例はFinaleで作ったものですが、手動で調整を加えています)そういう意味では、まだMuseScoreのほうがマシと言えるかも知れません。(というかFinaleがダメすぎる)このあたりの処理は、今のところDoricoが一番まともですね。Sibeliusがどうかは知りませんが。
破綻というか、壊滅的に読めない状況は以前に比べるとほとんどなくなってきています。室長様が指摘されたような正しい浄書からはまだ遠いですが、1つ1つのバージョンアップでの進化がすさまじく、目を見張る物があります。そのあたりはオープンソースならではだと思います。以下体験版を触った印象ですDoricoはかなり好印象です。さすがはSteinbergと言ったところでしょうか。浄書周りもルール決めて全自動でやってくれます。操作性の統一感がすごい。まだ発売から5年も経っていませんし、今後の機能の追加に期待ですね。ただ、デフォルトのテキストフォントがNoto Sansなのがなんとも……Sibelius、マグネティックレイアウトはとっても良いんですけど、いかんせん記譜フォント(Opusだっけ)が好みじゃなくて……Finaleがレイヤー間の衝突を全く考慮しない問題は早くどうにかして欲しいですね。Finaleの新バージョン(27?)が出てくるような情報がない? ので、何か大きな機能追加、刷新があるんですかね……
MuseScoreは実際に触ったことがないので何とも言えませんが、出来上がったものを見る限りでは、スペーシングの一丁目一番地のロジックが破綻している限り、その上に何を構築してもダメだと思います。一方のFinaleは、次のメジャーバージョンアップ時には、レイヤー間どころか、すべてのエレメント同士の自動衝突回避機能を実装しないと、楽譜作成ソフトの覇権争いから完全に脱落してしまうでしょうね。
Sibeliusに関して思うことといえば、出版譜(主に独B社やS社)を見た感想だけですが、スペーシングも?となる箇所が多く見られますが、特にぎょっ!?となるのは符幹と休符の位置の処理でしょうか。休符の位置が常に通常の位置に固定され、そのため不用意に符幹が伸ばされた状態の譜面がかなり多く見られます。ただ、その独S社で働いている浄書家によると「休符は常に固定された標準の位置にあらねばならない!」なんだそうで、ソフトの根本的な性能も然りですが、使う側にもやはり知識が必要なんだなあ、と思いました。ところで、この、込み入った音価が入った場合の、Finaleのスペーシング、例えば同じ音価が続いても、拍子が変わった途端に破綻してしまうのですが、これも周知された問題なのでしょうか?私はコツコツ小節幅を調節して、ざっくりと揃えていますが、たまに見落としてしまって、よし!完成だ!と思ったら、発見してしまったり、なんてこともあります。室長殿はどのように対処されていますか?
>休符の位置が常に通常の位置に固定され、そのため不用意に符幹が伸ばされた状態の譜面譜例のようなやつですね。確かにSibeliusではデフォルトではこうなってしまうようです。じつは、Finaleもver.2000以前では全く同じ状態になっていました。現在のバージョンでも、その当時の表記との互換性を取るためだけのオプションがあって、そのオプションを外せば2000以前の表記が再現できます。今となっては益体もないこんなオプションをいつまで残しているんだと思いますが。以前、Sibeliusで精緻な浄書を行っているアメリカ人浄書家と話をしたことがあります。Finaleよりもはるかにカスタマイズが困難なSibeliusで、そこまでしてやるかというような調整を行っていました。今は淘汰されてしまいましたが、かつてAncoreというライトなソフトを使って、やはり上質な浄書を行っていた人もいました。要は、浄書楽譜はどうあるべきかというしっかりとしたビジョンがある人は、ソフトはあくまでそれを手助けするツールに過ぎず、何のソフトを使おうが、創意工夫で表現してしまうのだと思います。
>ところで、この、込み入った音価が入った場合の、Finaleのスペーシング、>室長殿はどのように対処されていますか?譜例では、上段がFinaleのデフォルト設定でのスペーシング、下段がスペーシング・オプションの「衝突を避ける項目」のチェックを全て外してスペーシングを行ったものです。上段の場合も、スクロール表示では8分音符のスペースは均等なのですが、なぜかページ表示にするとおかしなスペーシングになってしまいます。こういう意味では、MuseScoreのことをあまり悪く言えませんね(笑)。もっとも、下段の設定だと、当然のことながら臨時記号などの衝突を無視してしまうので、そのあたりの調整を手動で行わなければならず、スペーシングの知識が無い人にはお勧めできません。上のほうで「ちょっと面倒な作業が発生してしまいます」と書いたのはこのことです。室長も、ピアノ譜のような精緻なスペーシングを必要とする場合は下の設定で手動調整を加え、オケスコアのような単声部がほとんどの楽譜ではデフォルト設定のスペーシングでと、TPOで使い分けています。
MuseScoreは根本的に音符スペーシングの仕様が仰るとおり間違っており、小節毎にスペーシングが異なってしまいます。しかも、MuseScore3では余計なスペースが増え、3.6においても小節末尾にスペースがより加算されるようになったので、譜例によっては、画像のように悪化しているとさえ言えます。
MuseScoreは、一段の中では小節毎に音符スペーシングを変えているので、音符間隔が破綻していますが、小節の中では、それなりに妥当です。MuseScoreは小節の実際の長さを表記上の長さから変えることができるので、一段を16拍数の1小節にして、それを縦線で4等分に分割することによって、小節毎に音符間隔が異なるという問題は解決できます。このことについては私のブログで解説していますので、良ければ参考にしてください。https://sgeyosp1engraving.blogspot.com/2019/11/musescore1.html
私はMuseScore3以降は致命的な仕様変更によって、MuseScoreの音符間隔を個別に調整する手段が奪われたので、MuseScore2.3.2を使い続けています。MuseScoreが浄書ソフトとして、欠陥の多いソフトウェアであることは正に否定し得ない事実であり、ユーザーにとって「まともな浄書」をするのが非常に難しい代物ですが、一応それでも、このぐらいのことは、ソフトウェアの機能を知り尽くしていれば、比較的許容出来る手順で可能です。ただし、MuseScore3.6では無理でしょう。音符間隔を狭める手段が事実上ないので。
HashibosoPさんのサイトは情報収拾のために時々眺めています。室長は実際にMuseScoreを操作することはないので、「よくやるなあ」くらいに思っているだけですが。MuseScoreはオープンソースと言うことですが、誰かがスペーシングの根本的な部分の設計を見直そうとはしないのでしょうかね?あれだけスペーシングに破綻があれば、誰かが声を上げていそうなものですが。根本的な部分だからこそ(誰もがいじれるからこそ?)、下手にいじれないのかも知れませんが。(そういう意味ではFinaleも似たようなもの)ところで、HashibosoPさんはMuseScoreの問題点をそこまで感じていながら、MuseScoreでの楽譜製作にこだわるのはなぜですか?
私は既にDoricoは購入していますが、購入した直後に、MuseScoreでの手法を発見し、その時にMuseScoreの音符間隔調整が、画像のように割と合理的な挙動を示すことを見つけてしまったわけですね。 Doricoは実際優れたソフトで、浄書家視点に基づいた魅力的な機能はいくつもあるのですが、同時に「音楽的合理性」に縛られ、浄書におけるグラフィカルな自由度に欠けていると思っています。例えば、多声部の譜例で重複する休符を非表示にする場合に、記号の表示/非表示ではなく、声部の開始/終了位置を決めることで、その外側の拍の休符を非表示にするという仕様になっていますが、その設計は疑問です。またリピート線のスタイルは私が支持しないE. GouldのBehind Barsに従っていたり、日本語歌詞の水平位置が揃わないなどの不具合から、Doricoには移行できなかったわけです。
MuseScoreの音符スペーシングの問題点をまとめ上げ、音符スペーシングの改善のための提案をした人はいました。https://musescore.org/sites/musescore.org/files/2020-03/Improving%20MuseScore%27s%20Horizontal%20Spacing.pdfしかし、それが実際にMuseScoreに反映されている様子はありません。 MuseScore3以降の個別調整を排斥するような、間違った自動浄書の推進を見るに、私はいまのMuseScoreに、浄書ソフトとしての将来性は無いと思います。私はMuseScoreに対して、個別の音符間隔調整のための要求を、日本語で執筆しています。現在40ページほどで60ページぐらいにはなりますが、これを英語にした時に、この要求が受け入れなければ、MuseScoreの開発陣を見限って、Doricoの改善を目指すために、Doricoのコミュニティに対して諸々の仕様に対し問題提起をするつもりです。 MuseScoreの開発陣は、MuseScore2の仕様をゴミだと言っているので、全く期待はしていませんが。
そのスペーシングに関する提言、労作ですね。そういえば、まだFinaleがままごとのような楽譜ソフトだった90年代、室長らのグループがFinaleの開発元に「この表記は間違ってる!」と、浄書のセオリーの解説とともに英訳したものを何度か送ったことを思い出しました。最近は、日本の代理店がそういったフィードバックをとりまとめてくれるようになりましたが、20年以上言い続けても未だに改善されないものもありますね。>リピート線のスタイルは私が支持しないE. GouldのBehind Barsに従っていたり、ここでも話題になりましたが、最近はあの表記が主流なのでしょうか?単に、段頭と同じロジックで済ませたいだけのような気もしますが。どのソフトにも一長一短はありますが、室長も、同じクオリティーの楽譜をDoricoのほうが短時間で作成できるのであれば、躊躇なくDoricoに宗旨替えするでしょう。Finaleも現在大きな曲がり角です。
面白そうな話題を見かけてしまったので、横入り失礼します…finale で込み入った音価が入った場合のスペーシング崩れはページ上での「実際の1段の幅」と「段内の小節幅の合計」との誤差によって生じているようです。(プログラム内部の仕様はわからないので、私が色々と検証してみたうえでの推測ですが…)たとえば【図1】をご覧ください。finale ではページ上で 8mm(拡大縮小率100%時の五線幅) = 96evpu ということになっていて、譜例は1段の横幅が 170mm = 2040evpu となっています。ところが「小節の属性」で各小節の計算上の幅を見てみますと、譜例の場合 718 701 1037 701 となっていて、小節4つの幅を合計すると 3157evpu となります。ホントは左端の音部記号の分なども足されますが誤差として無視するとして…finale は 3157evpu の幅をもつ1段を 2040evpu の幅に縮小して表示しているわけですね。この小節幅の合計と1段の幅の差が大きいほどスペーシングの歪みが発生しやすいようです。(続く)
(承前)さきほどの歪みは1段の幅に対して小節幅が大きすぎるのが原因のようなので、「ファイル別オプション > スペーシング > スペーシング方式」からスペーシングの基準幅を修正してみます。先ほどの譜例では小節幅が大きすぎたので小さくしましょう。【図2】先ほどはデフォルトで 4分音符 = 136evpu でしたが、ちょっとずつ数を減らして良さげな値を探ります。今回は基準幅 = 94evpu でいい感じになりました。私はレイアウトを決める作業をする際、「組段のロック」を解除した状態で自動スペーシングをかけた時に1段あたりの小節数が目標のレイアウトに近くなる「スペーシングの基準幅」を探して設定し、それから1段あたりの小節数を微調整します。(スペーシングの基準幅が小さいほど自動スペーシング時の1段の小節数は多くなります)そうすれば目視で気になるほどの歪みはほぼ生じません。割り込み失礼いたしました〜
Doricoのみならず、MuseScore3以降のMuseScoreも、元々は出版譜における多数派に近いリピート線でしたが、元々の仕様を否定して、Behind Barsのリピート線に準じるようになってしまいました。 私は、記譜の違いに優劣を付け、過度に一方を正しいとし、もう一方を間違いとするような、不適切な「記譜の正しさ」を重視する風潮でも、あるのではないかと思ってしまいます。 実際このような一般的でないルールが、相次いで採用されると、伝統的な書き方に恨みでもあるのかなと邪推せざるを得ないですね・・・そういう意味では、Behind Barsは一つのルールとして正当であっても、その弊害は大きいと思います。私はまだ読んだことは無いですが・・・ さて画像はDoricoの双方向リピート線のスタイルで、二重太線のリピート線が用意されているのに、それを選択した状態であっても、強制的にBehind Barsに準じた、リピート線になってしまいます。 私としては、E. Gouldのリピート線は二重太線の双方向リピート線になることは無いのではないかと思うので、それを用意するのであれば、当然一般的で伝統的なスタイルにも対応すべきでしょう。
Mikanさんの知見は興味深いと思います。Finaleは持っていないので、あまり言えませんが、Doricoにおいても、水平スペーシングの密度によって、音符間隔の挙動が変わってしまうことが起こります。 Doricoは、デフォルトでは臨時記号分のスペースは考慮されますが、密度が規定を超えると、割とすぐに無視されてしまうことが、簡単に起こります。この条件が私はまだあまり把握できているわけではなくて、結構謎なんですよね。私はDoricoは水平スペーシングでの優先順位が、あまり上手くいっていないのではないかと思っています。ここら辺のことは知見が得られたら、私のブログとかに、まとめようかと思っています。
Mikanさんにしろ、HashibosoPさんにしろ、ハイレベルの浄書を行おうとする人は、ソフトの欠点や振る舞いを熟知した上で、自分なりの解決法を創意工夫で編み出しているということですね。MuseScoreもFinaleも、スペーシングについてはどうやら小節単位で完結していて、段単位での整合性は考慮していない設計になっているとみなすことができそうです。したがって、HashibosoPさんの「一段一小節法」も、室長の、とりあえず衝突を無視した状態からスペーシングの調整してゆく方法も、方法論こそ異なりますが、段単位でスペースを均等にするという方向性では同じように思います。さて、Doricoのスペーシングもなんだかクセがありそうですね。室長もDoricoは持っていますが、まだほとんど触れていない状態なので何とも言えませんが、カスタマイズ性に富んでいるだけに、ソフトのクセを理解しておかないと、下手にいじるとドツボにはまってしまいそうです。まあ、これから時間を作ってじっくりと研究していきたいところですが。
室長の手元にあります。かなり厚い本です。なかなか良くまとめられている本だとは思いますが、件の例以外にも、「えっ、そうなの?」という部分は結構あります。ただ、浄書のルールは出版社ごとや国ごと、はたまた時代による違いもあるでしょうから、Behind Barsに書かれていることは、Gould氏なりの見地に基づいたものなのでしょう。Finaleも段の途中の反復記号については、Behind Barsの記述と同じになりますが、国内のちゃんとした出版社では、Finaleで書かれたとおぼしき楽譜でも、ダミーの小節を挿入するなどして、古典的な順番にしてあります。ただ、今後、どうなっていくかは分かりませんが。出版物の版下を作っている身としては、クライアントが「うちはこう表記するんだ」と言われればそれに従うしかありません。それがあまりに理不尽なものであれば、次から仕事を受けないという選択肢もありますから(このあたりは力関係にもよるけれど)。
皆様、興味深く役に立つコメントを多数いただき大変恐縮です。「1段の間で同じ音価なら紙面上でも同じ幅」という大原則ですが、添付のように込み入った場合はどう処理するのが正解なのでしょうか。6/8拍子です。(連符の割り方これで合っているのか?)出版や浄書の専門書、欲しいですが高校生には財布の負担が……
ぬやがわさんのその楽譜に限った話で言えば、そのスペースの乱れは加線によるものです。こちらのトピックもご参考にしてください。http://finale-hossy.sakura.ne.jp/finalebbs/finalebbs.php?res=7437